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官公庁をメインターゲットに、HCI導入により
安定したホスティングサービスを展開
和歌山県田辺市に本拠を置く和歌山電工株式会社。官公庁を主力顧客として2019年から提供してきたホスティングサービスに、2020年末、新たにHCIを採用した。
HCIを採用したのは、ホスティングサービスへ移行する顧客数がスムーズに推移する中、サービスの規模拡大をスピーディーかつ低コストで実現できる可能性に魅力を感じたからだという。
営業所長の森脇氏にインタビューした。
官公庁においても、予算・人材の確保が課題

和歌山電工本社外観
「当社の設立は1962年で、現在の従業員は70名ほどです。設立から通信インフラ事業を展開していましたが、現在はICT関連事業として、機器販売やシステム構築、導入支援、運用サポート等を展開するに至っています。」
地元密着で、時代に合わせた技術やサービスを提供してきた和歌山電工は、オンプレミスでのサーバー導入支援をしてきた。しかし、顧客内での技術者の異動や不足に伴い、官公庁を中心にサーバー管理の課題が顕著になってきたこともあり、IT関連システムの運用代行業務として、ハウジング業務を提供してきた。その後、サーバー関連機器入替時の顧客負担を軽減するため、ホスティングサービスの提供に移行してきた。HCIの導入はこの延長線上にある。
IT関連業務は外部委託が進む
森脇氏は語る。…