土木・建築業界

大手ゼネコンを中心に普及が進んでいるBIM（Building Information Modeling）やCIM（Construction Information Modeling）。
その導入には、専用のソフトウェアが要求する高性能なプロセッサーやハイパフォーマンスなグラフィックスなど、スペックの高いハードウェアが求められます。
3D モデルのデータを活用するようになったことで、外出先でのプレゼンテーションや3D モデルの修正などモバイル ワークステーションの活用も浸透し始めています。
一部ではグラフィックス仮想化などの技術も登場していますが、建設や土木の現場では、ネットワークの接続ができなかったり不安定なエリアもあるため、オフィスの外でもフレキシブルな修正やハイパフォーマンスを維持するため、モバイル ワークステーションの活躍の場は大きく広がっています。

製造業のエンジニア向け

まだ日本ではそれほどCADデータを社外に持ち出しできる企業は少ないのが現状ですが、徐々にフレキシブルな働き方が浸透しはじめ、社内の移動や海外出張時など、モバイルワークステーションの活用が急激に始まっています。
コンセプトモデルのプレゼンテーションや、3D モデルを参照して、顧客訪問先でのレビューに活用するなど、外出先でも高性能を発揮できるモバイル ワークステーションの導入をおすすめします。
新たな製造業の分野でどんどん攻勢を強める海外勢。ものづくりニッポンを支援するハイパフォーマンスなモバイル ワークステーションの活用は必須となっています。

コンテンツ開発やデザイン

これまでなかった未体験の美しいコンテンツを制作できるようになり、目覚ましい発展を遂げるクリエーションの分野。4K はもはや当たり前となり、8K コンテンツ制作へと進化し続けています。
これによって、極めて精巧なバーチャルリアリティなどのコンテンツが新たなサービスの提供をも可能にします。
ISV アプリケーションを 使用するすべてのプロフェッショナルなクリエイターだけではなく、よりスピードを求め、クリエイティブコンテンツを内製する企業に必要なツールとして、モバイルワークステーションの活用がさらに広がっています。

ひと足先に柔軟な働き方を支援してきた海外などでは、すでにモバイル ワークステーションの比率は市場全体の約50% 以上にまで成長してきております。

今まさに働き方改革を実行中の日本では数年前まではまだほんの 16% 程度でしたが、現在では市場の三分の一以上を占めるまでに急成長しています。日本でも今後、モバイル ワークステーションの導入がますます浸透していくのは自然のなりゆきと言えるでしょう。

事業継続計画：BCP

万一の災害発生時など、事業継続の観点からも、社外でもオフィスにいるときと同等のパフォーマンスを発揮できるよう、いつでもどこでもつながるセキュリティを確保したモビリティ化が重要です。

優秀な人材確保とモチベーションを維持

リモートワークを活用したフレキシブルな働き方支援で、優秀な人材の確保とモチベーションの維持にも貢献します。

働く人のストレスを軽減

低スペックなモバイルPC とは異なり、いつでもどこでもハイパフォーマンスを発揮するモバイル ワークステーションは、エンドユーザーのストレスのないIT 環境を実現します。
また、蓄積すると意外に大きくなる待ち時間のタイムロスを軽減。
これによりワークライフバランスの向上にも貢献することが期待できます。