小売りおよび店頭施策向けAR

導入事例

小売りおよび店頭施策向けARについて

顧客体験を向上させ、店頭での製品とのインタラクションを増やします。

期待される効果(ビジネス価値)

  • 棚前で商品に興味を持ってもらい、実際に触ってもらう機会を増やす
  • 店頭でのコンバージョン(=購入率)向上
  • 商品の比較・検討を促し、棚前の滞在時間を増やす
  • 店内での回遊・発見体験を強化
  • 来店客の反応や行動データを集め、施策改善に活用
  • 「体験」を重視した、小売企業ニーズに合致

想定ターゲット業界

  • スーパーマーケット
  • ホーム用品店
  • 薬局
  • 家電量販店
  • ビューティー・ファッション小売

主な利用シーン

  • AR試着
    • 商品を装着・使用した状態を手軽に確認できる
  • デジタルPOP
    • 棚前で商品の魅力や情報を動的に提示
  • 店内ディスプレイと連動し、売場への誘導を強化
  • バーチャルコレクション
    • ARで収集体験を提供し、来店と回遊を促進

ARは棚を“瞬時に製品アドバイザー”へ変えます。

来店客がスキャンするだけで、メリットや比較情報、アニメーションなどを数秒で確認でき、購買判断が行われる店頭でのコンバージョンを確実に押し上げます。

事例1

Colgate

ARスキャン数は累計75万回以上を記録し、10種類以上の商品で安定したエンゲージメントを創出しました。加えて、棚前滞在時間の大幅な増加が確認され、購買行動への好影響が見られました。

Colgate は、グローバルなオーラルケアブランドです。 親会社は米・ニューヨーク本社で、口腔・パーソナル・ホームケアとペット栄養を世界展開しています。

AR施策を行った背景

  • 棚競争が激しく、来店客は数秒で商品を選ぶため、棚前での「注意→理解→選択」を即時に促す体験が必要
  • 中∼高価格帯の“価格に見合う理由” をその場で説明し、成分の透明性や正しいケア方法を3Dで直感的に伝える必要があった
  • 10種類以上の商品で一貫したメッセージを展開し、「商品→売場→AR→購入」の導線を短時間で完結させる狙い

ターゲット

  • 棚前で複数商品を比較する来店客
    • 違いを瞬時に理解したい層
  • 健康志向の大人層
    • 成分確認・信頼できるガイドを求める
  • 子どもに歯磨きを教える親
    • 教育を“楽しく”
  • 価格に見合う価値を求める購買層
    • 高価格帯の理由説明が必要
  • 店頭の新しい体験に惹かれる層/デジタル利用が控えめな層
    • アプリ不要でハードル低
  • Colgate既存ファン
    • 関係性・信頼感の強化

施策内容

  • 10種以上の歯磨き粉を対象に、統一メッセージのARを作成。
    • 多商品ラインナップでも“言い方・見せ方”を揃える。
  • 成分解説/使用方法/オーラルケア教育など、選ぶ理由が一目で分かる3Dコンテンツを用意。
  • 棚前でスマホをかざす(スキャン)→ ARが即起動し、数秒で注意→理解へ。
  • 成分の透明性や効能の違いを明確化し、中∼高価格帯の“価格に見合う理由” をその場で提示。
  • 「比較→納得→選択」を棚前で完了させ、購入転換を後押し。
  • 商品別/店舗別/属性別にエンゲージメントを計測し、運用改善や売場最適化に活用。
  • 一貫したデザイン・メッセージ、情報量×エンタメ性のバランス、店舗スタッフの体験促進を整備。

結果

  • ARスキャン数:75万回以上
  • 10種類以上の商品で安定したエンゲージメントを確認
  • 棚前滞在時間が大幅増
  • 差別化を強化/ブランドイメージを確立
    • 信頼・教育・健康重視
  • 高価格帯商品の選択意向が上昇
    • 理由提示により“納得して買う”を促進
  • 間接効果
    • 来店者数の増加/購買率の改善/来店客の満足度向上

棚の前で立ち止まるわずかな時間をARで活かし、複数商品の違いや特長をその場で理解・比較できるようにすることで、「なぜこの商品がいいのか」がすぐ伝わる売り場づくりの好事例です。

本モデルは以下の条件を持つ商品・ブランドと特に相性が良好です。

  • 棚前での差別化が難しいカテゴリ

  • 成分・効能など“教育要素”が重要な商品

  • 商品ラインナップが多く、全体で一貫した訴求をしたいブランド

  • 親子 / 健康志向層など、学びと安心が購買につながるターゲット

  • 店頭での滞在時間を伸ばしたい売場を持つブランド