さらなるビジネス
創出に向けて

移り変わる環境とデバイス導入の複雑さ
次のデバイス展開の準備は
できていますか?

法人市場においてデバイスのニーズは今後高まることが予想されます。このような状況のなかで、企業はすでに抱えている課題だけでなく、環境の変化から生じる新たな課題にも対処していく必要があります。それらは今後の環境変化を乗り切るだけではなく、さらなるビジネス創出のためにも不可欠です。ここでは、課題解決のポイントとあわせて極めて重要になるデバイスの展開方法について紹介します。

2025年デバイス法人市場予測

今後数年にかけて、法人市場ではデバイスのニーズは増加

  • 2022年 導入から4年経過したWindowsデバイス 800万台
  • 2023年 Windows Server 2012 サポート終了 37万台
  • 2025年 Windows 10 サポート終了 2600万台
  • 2025年 GIGAデバイスの更新 800万台

*1 マイクロソフト調べ 22年 7月  
*2 国内Windows Server2012 稼働台数調査 21年 12月 MM総研  
*3 国内法人PC稼働台数推移と予測 22年 3月 MM総研
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数年にかけて発生するデバイスのリプレース

2025年までの法人市場は、導入から数年が経過するデバイスや、Windows OS サポート終了(EOS)、学習用デバイスの更新などの出来事から、大量のデバイスにリプレースの必要性が生まれ、ニーズが高まることが予想されます。しかし、これらは新たなビジネス創出の機会であると同時に、“企業の大きな課題” をあらわにする出来事でもあります。

中堅企業の大きな課題とは

  • 人材の不足

    情シスの採用は極めて
    難しいと感じている*1

  • 多大な業務負荷

    IT人材の不足を
    実感している*1

  • DXを推進できない

    DXによる企業競争力
    向上などが推進できていない*1

*1 一般社団法人ひとり情シス協会「ひとり情シス実態調査」、「中堅企業IT投資動向調査」

高まるデバイスのニーズに対応できる情シス不足問題が浮き彫りに

デバイスのリプレースが発生していく中で、他部門との兼務や採用難による人材不足、経験不足、少人数での作業、情シスへの作業負担の増加は、企業にとって大きな課題となっています。さらに、働き方の変化よる環境整備も必要となり、ビジネスを進める上で大きなリスクになっています。

時代とともに大きく変化する仕事環境

従来の仕事環境

  • ユーザーやIT担当者は社内にいる
  • リソースは社内にある
  • 認証は社内で一元化

今後の仕事環境

  • ユーザーやIT担当者は社外にもいる
  • リソースは社外にもある
  • 認証を社内外問わず一元化

今後の仕事環境では
“いつでも、どこでも” 働ける環境が
求められている

時代にあわせた仕事環境の実現に向けて

さまざまなデバイスを活用し、社外で働くことが増えたいま、ランサムウェアによる攻撃の激化などの背景もあり、曖昧なセキュリティポリシーや、サポート切れのデバイスを使用する。これらは非常に危険です。これからのセキュリティには、情シス不足問題の解決、そしてIT環境の整備にもつながる “ゼロトラストセキュリティ” などの最新の考え方が求められています。

これらを整備するためにも、
デバイスのセキュアな展開方法を知ることが
カギとなります

課題解決のカギとなるデバイス展開方法

課題解決のカギとなるデバイス展開方法は大きくわけて、これまでの “手動展開”“イメージ展開”、そしてクラウド時代の新たな展開方法 Windows Autopilot “ゼロタッチ展開” の3種類にわけられます。時代に合わせた仕事環境整備の実現には、デバイス展開方法それぞれに異なるポイントやメリット・デメリットを理解する必要があります。

デバイスの展開方法の比較

展開方法 手動展開 イメージ展開 ゼロタッチ展開・運用
メリット
  • 設定作業をすぐに開始できる
  • 機種や設定の変更に対応しやすい
  • 作業は人で対応
  • 大量のデバイスを一度にキッティング可能
  • 作業の品質を揃えられる
  • 複雑な構築が可能(オンプレ向き)
  • これまでのソフトウェアに対応可能
  • インターネット環境があれば、どこでもキッティング可能
  • 複雑な構築が可能(クラウド向け)
  • セキュリティはIDベースで担保・ユーザーセルフ、在宅でも対応可能
  • ストアアプリに対応
デメリット
  • 手順書や事前検証が必要
  • 1台ずつ作業するため、時間を要する
  • 作業の品質は個人に依存する
  • イメージのマスター作成、検証には時間と技術が必要
  • ハードウェア構成が同じデバイスのみ
  • ボリュームライセンスや専用ツールが必要
  • 時間やコストが高くなりがち
  • ストアアプリが対応不可
  • SSO/MDM などのサービス連携が前提
  • インターネット環境が必要
  • 展開後のフローや運用の見直しが必要
  • サービスの継続利用が必要
ポイント
  • 少ない台数をコストをかけずに行う
  • クラウド移行が進んでいない企業向け
  • 複数の機種を大量キッティング可能
  • クラウド移行が進んでいる企業向け
  • 管理運用、故障時の復旧もクラウドから

ゼロタッチによるユーザーメリット

利用者

  • いつでもどこでも安全に働ける環境の実現
  • 最新のデバイスを自由選択モチベーション・生産性向上
  • 働きたくなる環境の提供 人材の確保

経営者

  • 必要な台数を必要なタイミングに柔軟な調達・リプレイス
  • デバイス×クラウド調達とサポートの一元化
  • 見える化・分析(AI) 経営資産の効率化

運用管理

  • デバイスの展開・運用、更新管理の効率化
  • クラウド・IDベースのシンプルなリモート管理
  • データ移行や復旧はクラウドベースで即時対応

セキュリティ

  • 最新のサイバー攻撃に備えセキュリティ対策の自動化
  • IDのセキュリティによる多要素認証やシャドーIT対策
  • データのコンプライアンス、情報漏洩・リスク対策

ゼロタッチによるデバイスライフサイクル