USBデバイスのケーブルやLANを集約し
すっきり整えられた作業環境を実現
276B1/11
Philips
働く場所を選ばないハイブリッドワークの普及によって、従働業員が用いる業務用PCの多くはノートPCへシフトした。そうしたノートPCの小さい画面サイズを補い、業務の効率を上げるためには外部モニターの利用が最適だ。外部モニターを利用して業務を行うときは、キーボードやマウスなどの周辺機器を組み合わせることで業務効率をさらに向上させられるが、一方で有線接続の場合ケーブルが煩雑になってしまうという課題もある。そうした課題を解決するのが、USB 3.2 Gen1 Type-C対応のPhilips製27インチモニター「276B1/11」だ。
ケーブル1本でノートPCを充電可能
276B1/11は、画面のちらつきを軽減することで眼精疲労を和らげるモニターだ。ユーザーは本製品を導入することで、三つのメリットを享受できる。
一つ目が、多くの情報量を表示可能なことだ。276B1/11は2,560×1,440の高い解像度を備えており、フルHD(1,920×1,080)と比べ、約1.8倍の情報量を表示できる。また、DisplayPortを利用したデイジーチェーン接続に対応している。最大2台までを数珠つなぎにしたマルチモニター環境を構築でき、複数のアプリやWebブラウザーを大きく表示可能だ。加えてピボットは左右90度に対応しており、縦置き表示にも切り替えられる。縦でのスクロールが必要なコーディングを行うプログラマーに最適だろう。
二つ目が、デスクの整理整頓の実現だ。276B1/11の入力端子は、HDMI 1.4×2とDisplayPort 1.4×1に加えて、USB 3.2 Gen1 Ty pe-C×1を備えており、USB 3.2 Gen1 Type-CはDisplayPort Al ternate Modeと90WのPower Deliveryに対応している。Type-Cケーブル1本で、ノートPCの画面出力に加えて充電も行えるのだ。150cmも昇降可動域を持つ高さ調整機能を備えるため、276B1/11の正面にノートPCを配置しても画面が被らない。限られたデスクのスペースを有効活用できるのだ。さらにUSB 3.2のポートを四つ搭載しており、キーボードやマウスといったUSBデバイスのケーブルを276B1/11にまとめられる。RJ45にも対応しているため、LANケーブルも276B1/11に集約可能だ。Web会議といった広い通信帯域が必要なときや、有線接続の周辺機器を多数用いるときでもドッキングステーションを別途必要としない。
離席を検知して明るさを自動調整
三つ目が、サスティナビリティの実現だ。276B1/11に組み込まれた人感センサー「PowerSensor」が、ユーザーの離席を検知すると明るさを自動で暗くする。そうすることで電力消費量を最大70%削減し、製品寿命を延ばせるのだ。さらに従来では梱包に発泡スチロールを用いていたが、再生段ボール紙に変更している。再生段ボール紙は環境に優しいのはもちろん、発泡スチロールに比べて体積が少ないことから廃棄のコスト削減にも寄与する。
また276B1/11は、5年間の製品保証「まるっと5年保証」を付属している。まるっと5年保証には製品本体に加えて付属ケーブルやバックライト、パネルといった同梱される全てのアイテムに保証が付いている。修理品発送用の専用箱、往復の送料、検査技術料、修理キャンセル料は無料であるため、安心して修理依頼を行えるのだ。
多くのデバイスをモニターに集約でき、ノートPCの充電も可能な276B1/11を導入することで、煩雑になりがちなケーブルをまとめて作業環境をすっきり整えよう。