USB Type-C ケーブル1本で
拡張性が高い液晶モニター
BizCrysta シリーズ
LCD-BCQ271D-F シリーズ
LCD-BC241D-F シリーズ
アイ・オー・データ機器
最近のノートPCはUSB Type-C端子が増えているが、USB Type-Cの便利さを体感できているだろうか。USB Type-C ならば、映像出力や電源供給も同時に行えるのが特長だ。ノートPCから、USB Type-Cケーブル1本でモニターや有線LANにも接続可能な拡張性の高いモニターがある。それがアイ・オー・データ機器のビジネス向けモニターブランド「BizCrysta」シリーズだ。
LAN ポートやデイジーチェーンにも対応
BizCrystaシリーズは、WQHD 対応の27インチワイドモニターの「LCD-BCQ271D-F」シリーズと、フルHD対応の23.8インチワイドモニターの「LCD-BC241D-F」シリーズの2 種類をラインアップしており、デスクの大きさなどに合わせて選択できる。それぞれホワイトモデルとブラックモデルを用意しており、オフィスの環境やユーザーの好みの色に合わせた導入が可能だ。こうしたモデルをラインアップするBizCrystaシリーズの特長は三つある。
一つ目が、USB Type-Cを中心とした豊富な入力端子だ。ノートPCからは、USB Type-Cケーブル1本でモニターにつなぐだけで、映像出力もノートPCへの給電も可能だ。ノートPCの電源ケーブルが不要な分、デスクがスッキリとする。会議を行う際、ケーブル1本の抜き差しだけで離席できるのは非常にスマートで快適だ。モニターにはノートPCの給電と映像出力に対応したUSB Type-C× 1のほかに、USB Type-A×2とUSB Type-C×1のUSBハブ機能を備える。さらに有線LAN端子も搭載しているため、ノートPCをUSB Type-Cケーブルで接続するだけで、給電、映像出力、ネットワークの接続を行えるのだ。LANポートがない薄型のノートPCやWi-Fiが制限されているオフィスなどにも適している。さらにMACアドレス自動制御ツール「MA Changer」にも対応している。MA Changerによって、モニターのMACアドレスをPCのMACアドレスに変更できるため、MACアドレスでネットワーク通信を許可されているオフィスにも最適だ。
二つ目は、USB Type-Cケーブル1本でモニターとモニターの数珠つなぎを実現する「デイジーチェーン接続」に対応している点だ。ノートPC単体の映像出力はもちろん、ノートPCからは、USB Type-Cケーブル1本で3画面化できる。デイジーチェーン対応のBizC rystaでの組み合わせに加え、非対応のType-C搭載モニターを組み合わせてマルチモニターを構成可能なのが特長だ。
高さや角度を自由に調整可能
三つ目が、モニターの高さや角度を自由に変えられる「フリースタイルスタンド」によって、目や肩などの疲れを緩和する位置に調整できる点だ。フリーアドレスを導入するオフィスでは、使う人に合わせてモニターの位置を調整可能なのは、大事なポイントだ。
さらに、アフターサポートが充実しているのにも注目だ。輝点が一つでもあった場合に交換対応を行う「無輝点保証」や液晶パネル・バックライトを含めた5年間の長期保証を付属していることに加え、有償の保守サービス「アイオー・セーフティ・サービス」にも対応している。同サービスでは、設置作業を代行する「設置・セッティングサービス」や、故障時のオンサイト保守サービス「ISS保守」といった豊富なサービスを用意している。
BizCrystaシリーズは、豊富な入力端子によってオフィスの環境を快適にしてくれるモニターだ。