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Wireless 第19回 「Catalyst9100シリーズ紹介 管理編1」

こんにちは。TEと申します。
実は、私は以前Startブログの方で新人SEとして担当させて頂いておりましたが、丁度テーマがWirelessであったこともあり、急遽Wirelessの担当者になりました。

その為、今回の内容は、Startラボ 第31回「Catalyst9100シリーズ紹介 製品編」の続きとなりますので、前回の内容をご覧頂けていない方は、お手数ではありますが、下記からご覧頂ければと思います。
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/cisco/startLabo/031.html
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、何卒、宜しくお願いいたします。

前回は、Catalyst9100シリーズの製品紹介をさせていただきましたが、今回からは、Catalyst9100シリーズの利用方法について何回かに分けてご紹介させて頂きます。

家庭で利用するような無線製品では、アクセスポイント毎に設定や管理を行う「自律型」の管理方式を採用した製品が多いのですが、実は現行のシスコの無線製品は自律型に対応したモデルがございません。全ての製品が「集中管理型」という管理方式のみに対応しています。(スモールビジネス製品を除く)

Catalyst 9100シリーズも例外なく集中管理型で利用する製品となりますので、まずは集中管理型とは、というところからご紹介したいと思います。

「集中管理型」とは、無線LANコントローラによって複数のアクセスポイントを一元管理する管理方式です。自律型と大きく異なる点としましては、管理者が設定する対象が異なります。
自律型の場合、管理者が設定するのはアクセスポイントですが、集中管理型の場合、管理者が設定するのは、無線LANコントローラになります。その後、無線LANコントローラは、その設定を全てのアクセスポイントに対して適用します。
その為、企業などの複数のアクセスポイントが存在する環境では、1台毎に設定を行う自律型よりも、一括設定が可能な集中管理型の方が容易に無線LAN全体を管理する事ができます。

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