Cisco 担当者コラム
Cisco・Collaboration
Collaboration 第79回 「Cisco Webex 日本語文字起こしを試してみた!その4~リアルタイム翻訳の活用シーン~」
こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。
前回、Cisco Webexのリアルタイム翻訳機能の議事録機能についてご紹介しました。日本語文字起こしとリアルタイム翻訳機能の実装で、いろいろな使い方できるようになっていると思います。そこで今回は、リアルタイム翻訳の活用シーンをいくつかご紹介したいと思います。是非ご一読ください。
Cisco Webex日本語文字お越しの活用シーン
今回は、Webexの日本語文字起こし機能の利用シーンをいくつかご紹介したいと思います。
1.ミーティングの自動議事録作成
今回のアップデートにより、日本語音声の文字起こしができるようになりました。これにより、自動議事録作成ができるようになっています。誰がいつどんな発言したのか、が音声テキストに残りますので、わざわざ会議中にメモを取る必要はありません。重要なセンテンスは会議中にハイライトを付けることで、全文を確認せずとも重要ポイントだけを後からピックアップすることもできます。
2.外国人スピーカーを招いてのミーティング
外国語音声(英語を含む11言語)は自動で文字にお越し、即座に日本語に変換することが可能です。これにより外国人スピーカーをミーティングに招待しても、スムーズに会議を行うことができます。
ただし、現状音声設定が会議内共通で1言語しか選択できませんので、英語で発言される方は返しの日本語が理解できるレベルでないとそのまま会話することはできません(字幕言語はユーザごとに選択可能)。今後柔軟が切り替え設定ができるようになるとは思いますが、現状は都度音声言語を切り替える等の工夫が必要になる点はご注意いただければと思います。
3.外国語動画の日本語字幕視聴
Webexの文字起こしは、マイクの音声だけでなく、画面共有や動画共有時の音声に対しても有効です。例えば、Youtube動画や英語トレーニング動画を画面共有して、その音声も文字に起こすことができます。シスコのトレーニング動画は英語が多いので、私はリアルタイム翻訳が使えるミーティングを1人で開催して、トレーニング動画を日本語字幕で視聴するような使い方をしています。
いかがでしたでしょうか。最後は多少トリッキーな使い方でしたが、日本語と外国語の変換がリアルタイムにされることによって、さまざまな使い方をしていただけることがお分かりいただけたかと思います。是非いろいろなアイデアでご活用いただきまして、ご提案まで繋げていただければと思います。
リアルタイム翻訳機能については、Youtubeでの紹介もございますので、こちらも合わせてご確認ください。
・日本語文字起こしのYoutube動画(シスコ公式)
今回は以上とさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
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