Versa Networks 担当者コラム
Versa Networks・Versa Insight
第3回 Versa Titanならではの強みについて
こんにちは。ダイワボウ情報システム ネットワークセキュリティ担当の今村です。
本コラムでは、これからVersa Networks製品の導入を検討されている方や、お取り扱いを始めたばかりの方に向けて、役立つ情報をわかりやすくご紹介していきます。
今回は中小企業向けに設計されたクラウドマネージド型のSASEソリューション、「Versa Titan」ならではの強みについてご紹介いたします。SASEソリューションを提供する製品が数多く存在する中で、Versa Titanが提供する価値とは何なのかについて詳しくお伝えできればと思います。また、Versa Titanの概要については前回のコラムをご覧ください。
「Titan Portal」での一元管理
また、すべての拠点は自動的にVPNで接続され、セキュリティパッチは自動で適用、バージョンアップもクラウドからワンクリックで実行できます。さらに、クラウド側の脅威情報はVersa Networksによって常に最新の状態に自動更新されるため、安心して運用できます。
これらの機能により、社内外すべてのセキュリティ製品の管理工数を大幅に削減し、運用の効率化とセキュリティの強化を同時に実現します。
柔軟なインターネットブレイクアウトによる高速アクセスの実現
通常、拠点からの通信はすべてSASEゲートウェイを通してセキュリティを適用しますが、すべての通信を通していては速度低下の原因にもなります。そこでVersa Titanでは、セキュリティを通す必要がないWeb会議アプリやクラウドストレージなどの外部アプリケーションは、直接インターネットに接続するインターネットブレイクアウトの設定を行うことで、社内の通信に影響を与えず、高速なアクセスを実現します。
Versa Titanではインターネットブレイクアウトをアドレスやホスト名、アプリケーションなど、様々なカテゴリで柔軟に指定できます。その中でもとりわけポイントとなるのが、4800種類以上のアプリケーションに対応していることです。これにより、日本国内で広く利用されているZoom、Webex、Office 365はもちろん、負荷の高いWindowsアップデートなども個別に指定することができます。
TLS復号化によるHTTPS通信の保護
Versa Titanにはファイアウォール機能も搭載されており、高速なアクセスと同時に安全な通信も実現します。しかし近年では、通信の多くがHTTPSで暗号化されているため、従来のファイアウォールだけでは不正なWebトラフィックをブロックすることが難しくなっています。Versa TitanではTLS復号化に対応することで、HTTPS通信へのURLフィルタリングやアンチウイルス、IPSなどの主要なUTM機能の適用を実現します。
また、リモートアクセスVPNで利用するVersa Networks専用アプリ「Versa SASE Client」をPCやスマートフォンなどの端末にインストールすると自動的にVersa NetworksのデフォルトのCA証明書がインストールされるため、簡単に復号化を行うことが可能です。また、任意のCA証明書をアップロードして利用することも可能です。
簡単で安全なリモートアクセスの実現
近年、テレワークや外出先から社内システムへアクセスする機会が増えており、通信の暗号化と認証の重要性が高まっています。Versa Titanでは、リモートアクセスVPNを簡単かつ安全に利用することができ、管理者・ユーザー双方にとって負担の少ない運用が可能です。
クライアント側は、Versa SASE Clientを使用することで簡単に設定が行えます。一方サーバー側は、プライベートプレフィックスアクセス、ネームサーバー、IPsecトンネルアドレスプールのわずか3つの設定項目を入力するだけで、リモートアクセス環境をすぐに構築できます。
さらに、リモートアクセス時には追加の有償ソリューションや専用サーバーは不要で、メールによるワンタイムパスコード(Email OTP)や、スマートフォンアプリを利用したワンタイムパスコード認証(Authenticator App TOTP)といった二要素認証機能が標準で搭載されています。単体で二要素認証を簡単に設定できる製品は他社ではあまり見られず、Versa Titanならではの特長です。
これにより、不正アクセスやランサムウェアなどの脅威から社内ネットワークを守り、安全なリモートアクセス環境を提供します。
リモート端末にもセキュリティ機能を実装
Versa Titanでは、リモート端末に対しても高度なセキュリティ機能を提供しています。Always On(常時VPN接続)やポスチャ管理に対応しており、端末の状態をチェックしたうえで接続を許可することが可能です。
さらに、リモート端末においてもアプリケーションベースでのインターネットブレイクアウトに対応しており、柔軟かつ効率的な通信制御を実現します。これにより、マルウェア感染のリスクや通信遅延を抑えながら、安全で快適なリモートアクセス環境を構築できます。
まとめ
今回は、Versa Networksが提供するVersa Titanの強みについてご紹介いたしました。多機能でありながらも、導入や運用が簡単に行えるVersa Titanの設計は、中小企業にとって扱いやすいSASEソリューションの一つと考えられます。
今後もVersa Networksの製品や最新情報を発信してまいりますので、ぜひご期待ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Versa Networksの記事
- 第3回 Versa Titanならではの強みについて
- 第2回 Versa TitanとVersa Secure SD-WANのご紹介
- 第1回 Versa Networksのご紹介