災害時に迅速に安否確認
連絡状況を常に可視化
安否確認サービス2
トヨクモ
自然災害が全国各地で相次ぐ中、災害対策への重要性は高まっている。さまざまな災害対策ツールが市場に登場しているが、慣れないツールは社内で浸透しにくかったり、事前対策が後手に回ったりしがちで災害発生時に土壇場での対応を取ってしまうといった課題が多い。そこで、予行演習などの事前対策から災害発生時、災害発生後まで全てをカバーするツールを選ぼう。トヨクモの「安否確認サービス2」は、さまざまな人事ツールと連携し、速やかな災害対策指示などを実現する災害対策ツールだ。
24時間365日スピーディーに安否確認
安否確認サービス2は、シンプルながらコミュニケーション機能やサポート資料などが充実している災害対策ツールだ。直感的に操作可能な仕様で、用途別のサポート動画や資料も提供しているため非常時にもすぐに使いやすい。さらに、有償での講習、設定サポートなど、事前に災害対策計画を立てておきたい企業向けのプログラムも享受できる。本製品は、災害発生前から事後対策までの流れに沿ってさまざまな機能を適用可能だ。順を追って機能と特長を見ていこう。
まずは災害発生に備えた事前準備として登録を済ませよう。「SmartHR」「freee人事労務」「cybozu.com」「Google Workspace」「Microsoft Entra ID」など外部システムとの連携に対応しているため、ワンクリックで従業員情報を自動的に同期できる。初期設定では、気象庁が定める細分化された188の地域区分に基づいて東京都のユーザーの所属地域の登録が柔軟に行える。「地震/津波/特別警報」がどの地域で、どの程度の震度(または波高)で発生した場合に一斉送信するかを設定可能だ。初期登録や連絡状況の回答を確認できる閲覧者の設定が完了したら、確実な回答を得るために一斉送信で予行練習を行うことをお薦めしたい。
次に、災害発生時の機能を紹介する。安否確認サービス2では、誤報対策として災害発生後の10分間は静観する。その後、気象庁の「地震/津波/特別警報」情報と連動して、登録地域と設定した震度(または波高)に応じて、安否確認の通知を登録連絡先に自動で一斉送信する。
一斉送信された安否確認は、登録した複数のメールアドレスやスマートフォン専用アプリに通知される。
安否確認の回答は、リアルタイムで自動的に集計される。24時間365日常時集計を行い、任意の運用管理者は集計結果を即座に確認可能だ。また、初期費用がかからず、費用も安価だ。
機能が手厚い一斉送信&掲示板
安否確認後の回答集計もスムーズだ。集計結果から、怪我の有無、家族の安否や出社の可否、交通手段を確認できる。「送信状況」の項目では、送信の成否や送信失敗の原因も表示するので、送信結果から連絡状況を把握しつつ、対策を取れる。
災害発生後の対応として、全ユーザーの閲覧とコメントが可能な「掲示板」機能も便利だ。災害時には各拠点の被害状況報告や対策の共有に、平常時にはBCPマニュアルの掲載や管理者からのお知らせなど状況によって使い分けられる。掲示板やメッセージでは、画像や動画、PDFやワードなどのファイルを添付して共有できる。災害の状況や対策指示などを的確に伝達しやすい点も災害時には大きなポイントだ。
安否確認サービス2は、スピーディーに導入できて災害発生時の安否確認や情報伝達を常時サポートする。