非常時のさまざまな電力供給をサポート
BCP対策に役立つポータブル電源
Jackery ポータブル電源 2000 Plus
Jackery Japan
社内での業務中に自然災害が発生した場合、停電して業務が中断してしまう可能性がある。また、単に停電するというだけでなく、企業活動に必要なノートPCやスマホの充電、固定のWi-Fiルーターなどの電源も復旧するまで使用できないとなれば、自然災害のレベルによっては多大なビジネス損失を被ることになる。そうしたBCP対策としてポータブル電源を導入する企業は少なくない。
そこで、Jackery Japanの「Jackeryポータブル電源シリーズ」を紹介したい。
多様な機器の電力供給を1台で
複数人数での事業継続に役立つ大容量モデルが「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」だ。Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、バッテリーが2,042Whの大容量、定格出力が3,000Wの高出力を実現している。停電時のスマホ、ノートPCの充電に加えて、Wi-Fiルーター、電気ポットやプリンター、エアコンなどにも対応している。使用用途としては、照明や電源が確保できるほか、社員がオフィスで避難する際、扇風機で熱中症対策を行ったり、冷蔵庫で飲み物を冷やしたり、電気ポットとつないで温かい飲み物を飲んで防寒対策をしたりと、万が一のオフィス避難時にも役立ってくるのだ。さらに最大10台のバッテリー拡張により、24kWhまで容量を増やすこともできる。
そのほか、200Wのソーラーパネル6枚なら約2時間、2枚で7時間、1枚で14時間でのフル充電が可能だ。Jackery ポータブル電源 2000 Plusには、AC×5、USB×4、シガーソケット×1の合計10ポートのインターフェースを搭載している。そのため、同時に複数製品の充電が可能だ。
本製品は、Jackery独自の「ChargeShield技術」(現在特許出願中)により2時間でフル充電(AC電源使用時)できる。安全性も確保できる独自技術により、長寿命化も実現している。また、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用している。約4,000回の充放電サイクルにより、毎日使っても10年以上の使用が想定された設計で、先を見越して導入できる。
急速充電が可能なポータブル電源も
Jackery ポータブル電源シリーズには、非常時や平常時に役立てられる多様な製品ラインアップが用意されている。例えば、「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は1,264Whの大容量に加えて、定格出力が2,000Wのため、複数の家電への供給にも十分活用できるだろう。バッテリーを最大三つ追加可能で、バッテリー容量を1.2kWhから5kWhまで拡張できる。AC電源では1.7時間でフル充電が完了するなど充電時間も短めだ。
「Jackery ポータブル電源 600 Plus」は、定格出力800W、容量632Wh。幅約300×奥行き219×高さ197mmと比較的コンパクトで手軽に持ち出せる一台だ。最速1時間で充電が完了する「緊急スピード充電モード」にも対応している。停電時でも家電に電気を供給できる「UPS」機能を搭載しており、電源供給をポータブル電源に自動で切り替える。冷蔵庫や照明などの電源に普段からポータブル電源を接続しておくことで、停電時にも電力供給を切り替えて継続して使用できる。
今回紹介した3製品は、いずれも手元でオン、オフのコントロールや電池残量などの状態の確認できる「Jackery専用アプリ」に対応している。BluetoothとWi-Fiのデュアル通信により、屋外および屋内のさまざまな場面で管理機能を活用可能だ。
あらゆる種類の機器の使用を可能にするJackery ポータブル電源シリーズ。停電時の企業活動の継続に不可欠な電力を確保できる。