株式会社アルファシステムズ

多様な業種・業界で活用が可能!
サーバ不要で安価!
PCメンテナンスのコストも削減!
環境復元システム「V-Recover」シリーズ


アルファシステムズ「 V-Recover 」
メンテナンスの手間をぐっと削減する環境復元システム

従業員への貸し出し用ノートPCや、eスポーツ施設に設置する共有PCなど、不特定多数の人物が使用するPCはさまざまな業種・業界で導入のニーズがあります。そうしたPCの運用には、利用者のデータ削除をはじめとした環境復元の実施が欠かせません。導入先によって運用シーンや運用台数が異なる中で、多様な現場で活用が可能なのが、アルファシステムズの環境復元システム「V-Recover」シリーズです。利用目的や台数に合わせてラインアップをそろえており、顧客のPC運用に合わせて最適な製品を選択したり、製品を組み合わせて利用したりできます。

共有PCの環境復元が課題に

在宅勤務用の持ち出しノートPC、ネットカフェをはじめとする娯楽施設に設置するPCなど、不特定多数の人物が共有するPCを導入したいニーズは業種・業界を問わず多くあります。そうしたPCの運用で課題となるのが、使用後のPCの環境復元です。利用者がインストールしたソフトウェアを削除したり、ウイルスに感染していた場合は駆除したりといった、PCを利用前の状態に戻す作業は手間がかかります。

また、定期的にWindows Updateやウイルス定義ファイルの適用を行わなければならないことも、運用の課題の一つです。手動でアップデートを適用しなければならず、PC管理担当者の作業負担が大きくなっています。

それらの課題を全て解決するのが、PCの再起動やシャットダウンだけでPCを利用前の環境に復元できる、アルファシステムズの環境復元システム「V-Recover」シリーズです。スタンドアロン版の環境復元システム「V-Recover」、PC管理システム「V-Recover ネットワーク版」、クローニング機能がメインの「V-Recover クローニングライセンス」の3種類をラインアップしており、顧客のニーズに合わせて製品を選択できます。複数の製品を組み合わせて活用することも可能です。

用途別に3種類の製品ラインナップ

PCの運用方法や台数で製品を選択

20台程度までの小規模な台数でPCの環境復元を行いたい方には、スタンドアロン版のV-Recoverがお薦めです。

V-Recoverは、ソフトウェアのインストールのみで環境復元が行えます。サーバーを設置しなくて良いので、サーバー導入コストの削減が可能です。

また、V-Recoverは、利用者がPCを使用している間にメンテナンスに関するファイルを更新します。これにより、メンテナンスのたびに環境復元システムのオン/オフを切り替えたり、手動でメンテナンスを行ったりする必要がなくなるため、メンテナンスによる休日出勤や残業にかかるコストも大幅に軽減できます。

さらに、ユーザー権限で復元/非復元領域を振り分ける「復元・非復元振り分け」機能を備えています。管理者権限を持つユーザーの操作はディスクに直接書き込まれ、復元されないため、環境復元が有効でもWindows Updateやウイルス定義ファイルのアップデートが元に戻ってしまうことがありません。これらのアップデートを手動で適用する必要がないので、PC管理担当者の負担を減らしながら、PCのセキュリティ面を向上できます。手間なく情報漏えい対策を行いたい場合にお薦めです。

環境復元システムV-Recoverとは?

環境復元をメインに行い、小規模な台数で活用できるV-Recoverは、Web会議用の貸し出し用ノートPCや、研修などで共有PCを使用する一般企業で利用できるでしょう。

環境復元のほかにPCの一括管理も行いたい場合は、V-Recoverと併せて、PCの集中管理が行えるV-Recover ネットワーク版も導入することがお薦めです。

V-Recover ネットワーク版は、複数台のPCの環境復元設定や電源制御などを一括管理できる管理コンソールです。選択したクライアントに対してアプリケーションの設定変更などを一括で実施できる「アプリカスタマイズ配信」機能や、Windows Updateの更新確認や電源制御をスケジュール登録して実行可能な「スケジュール実行」機能などを備え、多台数のPCの一括管理を実現します。

V-Recover ネットワーク版では、PCのイメージを抽出してほかのクライアントに複製する「クローニング」機能も搭載しています。構築時のPCの一斉展開や、PCリカバリー時の再展開で活用が可能です。

V-Recoverシリーズでは、クローニング機能をメインにした製品「V-Recover クローニングライセンス」も用意しています。V-Recover クローニングライセンスを導入すれば、安価で高品質なPCキッティング・PCリカバリーを行えます。

PCの集中管理も行えるV-Recover ネットワーク版や、クローニングがメインのV-Recover クローニングライセンスは、多台数を管理するネットカフェやeスポーツ施設で活用できるでしょう。

多様な現場と用途で活用が進む

スタンドアロン版のV-Recoverは、環境復元をメインで行いたい組織で活用が進んでいます。

貸し出しノートPC

例えば、従業員へWeb会議用に貸し出すノートPCを運用管理している企業で利用されています。その企業では、ノートPCが返却された際に、PC管理担当者が端末の初期化やデータ消去の確認を行わなければならないことが大きな負荷でした。コロナ禍を機に貸し出しノートPCの増設を考える中で、V-Recoverの導入を決定。環境復元を行うときに、Windows Updateを復元せず適用できることが導入の決め手になりました。

V-Recoverを導入したことにより、端末初期化の時間を大幅に削減できました。また、ノートPCの運用中など環境復元機能が有効な状態でも、Windows Updateやウイルス定義ファイルを更新でき、セキュリティ面の向上にも貢献しています。

V-Recover ネットワーク版は、運用するPCを個別に管理したい組織で活用が進んでいます。

業務用のノートPC

例えば、情報システム部門で業務用のノートPCを管理している企業で活用されています。その企業では、業務用のノートPCにセキュリティ対策を講じたいという要望がありました。そこでV-Recoverを活用し、環境復元を行うことで情報漏えい対策を行っていましたが、利用する中で各ノートPCのWindows Updateの更新状況を確認したいというニーズも出てきました。そこで採用されたのがV-Recover ネットワーク版。スタンドアロン版のV-Recoverでは管理が難しい各PCの状態を確認できる点が決め手となり、導入されました。

V-Recover ネットワーク版の導入により、PCごとにWindows Updateの更新状況を確認できるようになっただけでなく、PC障害時の復旧でクローニング配信を利用することも可能に。社内のPC管理の手間を減らしつつ、セキュリティを向上させることに役立っています。

顧客のニーズに合わせた製品を選択できるV-Recoverシリーズは、従業員への貸し出し用ノートPCからネットカフェやeスポーツ施設に設置する共有PCまで、多様なPCの運用シーンで利用できます。業種・業界を問わず活用が進むV-Recoverシリーズを提案することで、多様な顧客の課題解決につながるでしょう。

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