Security

Security 第19回「AnyConnectによるUmbrellaの自動展開」

こんにちは。
セキュリティ担当のdsasです。

前回はUmbrellaをパソコンにインストールする方法をご紹介しました。ただ前回の方法ではインストーラをクライアントに配布するためにファイルサーバを使ったり、ユーザにインストール作業を実施して頂く必要がありました。
そこで今回はAnyConnectで接続するだけで自動的にクライアントにUmbrellaをインストールする方法についてご紹介したいと思います。


Umbrellaローミングセキュリティモジュールのダウンロード
Cisco のAnyConnectをインストールしているパソコンにはAnyConnectのモジュールとしてUmbrellaを追加することが可能です。そのモジュールをAnyConnectのサーバとなるASAにアップロードしておけば、リモートアクセスした際に自動的にクライアントにインストールさせることが可能になります。
サポートするバージョンは下記の通りです。
・AnyConnect for Windows or OS X, Version 4.3 MR1 以上
 

まずUmbrellaのインストーラはローミングクライアントと同様にUmbrellaの管理画面からダウンロードすることが可能です。ダウンロードも前回同様にUmbrella管理画面から、「Roaming Computers」→「Roaming Client」をクリックします。
下記の画面で「MODULE PROFILE」をクリックします。

「OrgInfo.json」という名のモジュールプロファイルがダウンロードされます。これがASAからクライアントに配布するファイルになります。

では早速ASAにファイルをアップしましょう。

この記事はiDATEN(韋駄天)会員限定です。ログインしていただくと続きをお読みいただけます。

カタログDL等、iDATEN(韋駄天)ログインが必要なコンテンツがございます。
必要に応じて、ログインしてご利用ください。
iDATEN(韋駄天)のご利用に関してご不明点があるお客様は こちら をお読みください。

Ciscoの記事