Cisco 担当者コラム
Cisco・Collaboration
Collaboration 第161回 「Webex Calling 機能紹介 その9 ~ 組織の連絡先 ~」
こんにちは。ダイワボウ情報システム株式会社で、シスココラボレーション製品を担当しているエンジニアの西田です。
前回はスケジュールに応じた転送機能について取り上げました。今回は、組織の連絡先機能について取り上げたいと思います。
■Webex Calling における連絡先とは?
WebexCallingの連絡先は、いわゆる電話帳のような機能です。社内や取引先の情報を登録しておくことで、名前で検索して発信したり、着信時に番号ではなく名前を表示したりできます。
連絡先には、個人で自分の端末に登録する「個人連絡先」と、組織全体で共有する「組織の連絡先」の2種類があります。個人連絡先は各ユーザーが自由に管理できる一方、組織の連絡先は管理者が共通の連絡先を一括で管理します。今回は、組織の連絡先について紹介します。
■「組織の連絡先」機能とは?
組織の連絡先は、Webex Control HubでCSVファイルをインポートすることで登録できます。登録した情報は自動的に組織全体に反映され、組織のメンバーは連絡先に登録された名前で検索したり、着信時に名前を確認したりできます。
取引先の電話番号変更などで連絡先を更新する必要があるときも、管理者がControl Hubで連絡先情報を更新すると、組織全体に設定が反映されるので、メンバーが個別に修正する必要はありません。
なお、連絡先の登録や編集は管理者のみが可能で、権限を持たない一般ユーザーはこれらの操作を行うことはできません。
■注意点
組織の連絡先機能をご利用いただく際にご注意いただきたいのが、固定電話機には登録された名前が表示されない点です。名前が反映されるのは、PCやスマートフォンのWebexアプリで通話する場合に限ります。固定電話機では、連絡先を登録しても従来通り電話番号のみの表示となります。
また、この機能はあくまで「連絡先」機能であり、「電話帳」と同等の機能ではない点にもご注意ください。電話帳と聞いて一般的に想像される機能のうち、組織の連絡先では対応していないものがあります。たとえば、組織の連絡先に登録された情報は、
・Webexアプリの「連絡先」タブには登録されない
・一覧で確認できない
・ソートやグループ分けができない
という特徴があります。
「電話帳」機能を利用したい場合は、サードパーティ製品との連携が必要になります。Webexでは、エコシステムパートナーとして「PHONE APPLI」や「レコモット」が提供しています。
■まとめ
WebexCalling の連絡先機能は、企業や組織全体で共通の電話帳を管理・運用できる仕組みです。電話番号を探したり、個別に連絡先を登録したりする手間をなくせるだけではなく、着信時に誰からの電話なのかがすぐ分かります。特に電話を多く受ける方にとっては、業務の効率化につながる便利な機能です。
WebexCalling の操作や設定については、ヘルプセンターの記事がございますので、こちらをご参照ください:
今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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