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Collaboration 第150回 「Webex Calling のご紹介 その4~ ライセンスについて ~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

 

WebexCalling を利用するためには、適切なライセンスの選定が必要です。ライセンスには複数の種類があり、用途に応じて最適なものを選ぶことで、コストを抑えつつ必要な機能を確保できます。本記事では、各ライセンスの違いや選定のポイントを詳しくご紹介します。

 

■Webex Calling に必要なライセンスとは

WebexCalling を利用するには、ユーザー数またはデバイス数に応じたライセンスが必要です。現在提供されているWebex Calling 用のライセンスは、以下の3種類です。

 

Professionalライセンスは機能制限がなく、ソフトフォン・IPフォンのどちらの運用にも適用できるため、迷った場合はProfessionalライセンスを選定すれば問題ありません。

StandardライセンスやWorkspaceライセンスは、機能や利用可能な端末に制限があるものの、その分コストを抑えられるため、「電話の発着信さえできればよい」というケースでの利用を検討するとよいかと思います。利用可能台数は1台までなので、ある意味、端末紐づきのライセンスと認識いただいてもよいかと思います。

提供される機能の違いについては細かい差分がいくつかありますが、国内の電話運用において特に選定のポイントとなる差分を以下にまとめました。

 

特に、「発信番号の選択」「電話番号毎の鳴り分け」といった要件は国内の電話運用でよく見かける要件となりますので、このあたりを考慮しますと、仮にIPフォンしか利用しない運用だったとしても、Professionalライセンスを選定いただくのがベストプラクティスになるかと思います。

 

そのほかの機能差分については、「コラボなび(クラウドコラボレーション コーリングライセンス編)」に細かく掲載されておりますので合わせて確認いただければと思います。

 

以上を踏まえ、最後に構成例を記載しておきます。基本的には、従業員の人数分のProfessionalライセンスと、共用電話機の台数分のWorkspaceライセンスを選定いただければ問題ありません。

一方で、従業員の中に「スマホ1台のみ」または「PC1台のみ」でWebexCallingを利用する方がいる場合、その方に限り、ProfessionalライセンスをStandardライセンスへ変更することを検討してもよいかと思います。


 

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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