製品情報
Trellix Protectについて
製品の特徴
モバイル対応の有無で2商品が存在しますが、クライアントにインストールするエージェントもWindows Defenderとの共存の有無で2種類存在します。
例えば、モバイル対応は不要で、Windows Defenderとの共存も不要な場合は、Trellix Protect Standardを選択し、インストールするエージェントはEndpoint Securityになります。
モバイル対応が必要で、Windows Defenderとの共存も必要な場合は、Trellix Protect Plusの商品を選択し、インストールするエージェントはTrellix Protection for Native Security※注記 になります。(注記:Windows10の環境のみ。)
なお、お客様が「モバイル」を利用する場合、「モバイル」が必要なライセンス数のみTrellix Protect Plusを選択すれば良く、お客様のすべてのライセンスを同じにする必要はありません。
また、インストールするエージェントとしてWindows10については、Trellix Protection for Native Securityの選択肢が存在しますが、Windows Defenderとの併用を必須とする場合を除いては、 Endpoint Security(ENS)を推奨します。
Trellix Protect Standard(MV1)
Trellix Protect Plus(MV2)
Trellix Protect Standard/Plus/Mobile Advanced
※ MV1、MV2、MV3は、複数の製品をパッケージ化したスイートライセンス製品です。
Trellix Protect Standard(MV1)
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ライセンス:ユーザ単位(ただし、Device Type-1とDevice Type-2有り。
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提供物 :電子メールアクティベーションによるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)、または、ソフトウェアダウンロード。
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管理 :Trellix ePO - SaaS、ePO(オンプレミス)、ePO on AWS。
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主な機能 :Trellix Protection for Native Security(Windows 10専用)、Endpoint Security(ENS)for Windows[Adaptive Threat Protection(ATP)含む]、Endpoint Security(ENS)for Mac OS、Endpoint Security(ENS)for Linux、Device Control。
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制限事項 :ユーザあたり最大5台のデバイスに制限されています。仮想環境やクラウド環境で動作するサーバの対策に特化した製品が必要な場合は、サーバ向けセキュリティ製品(製品型番略称:MOD、MOV、CWSB、CWSE、CWSA)のご購入を推奨します。
Trellix Protect Plus(MV2)
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ライセンス:ユーザ単位(ただし、Device Type-1とDevice Type-2有り。)
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提供物 :電子メールアクティベーションによるSaaS(サービスとしてのソフトウェア)、または、ソフトウェアダウンロード。
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管理 :Trellix ePO - SaaS、ePO(オンプレミス)、ePO on AWS、Threat Intelligence Exchange(TIE)、Trellix Data Exchange Layer(DXL)
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主な機能 :Trellix Protection for Native Security(Windows 10専用)、Endpoint Security(ENS)for Windows[Adaptive Threat Protection(ATP)含む]、Endpoint Security(ENS)for Mac OS、Endpoint Security(ENS)for Linux、Trellix Mobile Security(Basic)(for Android & iOS)、Device Control、Application Control for PCs、Strategic Innovation Alliance(SIA)Partner製品の展開にアクセスできます。
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制限事項 :ユーザあたり最大5台のデバイスに制限されています。仮想環境やクラウド環境で動作するサーバの対策に特化した製品が必要な場合は、サーバ向けセキュリティ製品(製品型番略称:MOD、MOV、CWSB、CWSE、CWSA)のご購入を推奨します。
Trellix Mobile Advanced(MV3)
※ 税別標準単価(5ユーザ以上):@9,990円/年 ※ A Bandのみとなり、数量による単価設定はありません。
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ライセンス:ユーザ単位。
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提供物 :電子メールアクティベーションによる SaaS(サービスとしてのソフトウェア)。Apple Store または Google PlayからダウンロードしたiOS または Androidアプリケーション。
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管理 :Trellix ePO - SaaS、ePO(オンプレミス)、ePO on AWS。
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搭載機能 :Trellix Mobile Security(Basic)(for Android & iOS)で利用できる機能に加え、検知時のアクションやアプリケーションの分析などが利用できます。
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制限事項 :ユーザあたり最大5台のデバイスに制限されます。
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アカデミック、ガバメント向けの価格設定はありません。
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MV3の詳しい資料は、弊社営業へお問い合わせください。
Trellix Protection for Native Securityと
Endpoint Security(ENS)について
セキュリティ機能比較
Trellix Protection for Native Security | ENS | |
アンチウイルス(DATベース) | ○Defender | ○(ENSTP) |
オンアクセススキャン | ○Defender | ○(ENSTP) |
オンデマンドスキャン | ○Defender | ○(ENSTP) |
アクセス保護機能 | △Defender(ASR機能) | ○(ENSTP) |
エクスプロイト防止 | △Defender(Exploit Protection) | ○(ENSTP) |
AMSIによるスクリプトスキャン | ○ | ○(ENSTP) |
不審なプログラムの検出 | × | ○(ENSTP) |
隔離機能 | ○ | ○ |
隔離の開放 | ePOから開放可能 | ePO・クライアント端末上で開放可能 |
ファイアウォール | ○Defender | ○(ENSWC) |
Webアドバイザー | △Defender Network Protection | ○(ENSWC) |
Webフィルタリング | △Defender Network Protection | ○(ENSWC) |
機械学習検知(RP-Static) | ○ | ○(ENSATP) |
機械学習検知(RP-Dynamic) | ○ | ○(ENSATP) |
アプリケーションの動的隔離 | △(Defender Controlled Folder Access) | ○(ENSATP) |
適応型脅威対策機能(TIE) | △(ABBは一部) | ○(ENSATP) |
Remediation機能 | ○ | △(ENSATP)※10.7で強化 |
Attack Behavior Blocking | ○ | ○(ENSATP) |
Credential theft Protection | ○ | △(ENSATP) |
モジュール面比較
Trellix Protection for Native Security | ENS | |
OSカバー範囲 | Windows 10、Win Server 2016、2019 | Windows 7、8、8.1、10 Win Server 2008 R2、2012、2016、2019 |
ファイルサイズ | 数十MB | 数百MB |
コンポーネント | 1つ | 最大4つのコンポーネント |
クライアントUI | なし | あり |
アップデート | WSUSやMS Update等から | 分散リポジトリ、Trellixアップデート、P2P等でのアップデート |