HYCUで楽々データ保護
第6回 ストラテジックパートナーの価値、HYCUだからできること

 
こんにちは、HYCUの吉田です。
HYCUはNutanixに特化していることをいつもお伝えしておりますが 、具体的にどのような機能連携ができているのか、個別にご説明することはあっても一覧でご紹介する機会は特にありませんでした。
そこで、6回目はHYCUのCEOであるSimon Taylorのブログをベースに、HYCUだからこそできることについてご紹介したいと思います。
  

※2020年1月24日付のブログになりますので最新の状況とは異なる場合がある事を予めご了承ください。
 

HYCUは元々Comtrade Softwareと言う名前の会社で、他社ベンダーのバックアップ製品やモニタリング製品の開発請負を行っていました。25年以上の製品開発の歴史を持ち、25,000以上の企業様、数百万にも及ぶユーザー様にご利用頂いております。
この経験により、HYCUにはデータ保護業界に精通したメンバーが揃っていると思います。
その後、自分達でこれからのITに求められる自社製品を作ろうとの思いから、数年におよぶ市場調査を経て、Nutanixを前提としたIT環境に貢献するデータ保護製品を作る結論に至りました。
最終的にHYCUを分社化し、Nutanixに特化した製品開発と独自のビジネスを進める体制へと変化を遂げます。
それ故に、Nutanixとの連携には強い思いがあり、”唯一の対応”もしくは”業界初の対応”を実現する優れた技術力でNutanixとの密な連携ができます。
 

こちらが2020年1月24日時点のNutanix環境への対応状況になります。

  1. 最初のNutanix AHV専用バックアップ/リカバリ製品
  2. 最初かつ唯一のNutanix AHVにおけるエージェントレス・アプリケーション・バックアップ
  3. ESXiホストのNutanix環境で、最初かつ唯一のスタンフリー・バックアップを実現
  4. Nutanix Filesに対する最初の効率的でスケーラブルなバックアップ・ソリューション
  5. Nutanix NearSync Volumesをバックアップする最初の認定製品
  6. Nutanix Mineとの組み合わせを最初に提供開始
  7. 最初かつ唯一のNutanix CALMから完全展開が可能なバックアップ製品
  8. 最初かつ効率的でスケーラブル、インパクトフリーのSAP HANA(AOS上)バックアップ
  9. IBM Power上のNutanix AOSに対する最初かつ効率的でスケーラブル、シンプルなバックアップ・ソリューション
  10. 最初かつ唯一のアプリケーション復元時間を保証する(RTO)バックアップ
  11. 最初かつ唯一のアプリケーションを自動検索するバックアップ・ソフトウェア
  12. 最初かつ唯一のレプリカ・スナップショットからのバックアップと復元機能を提供
  13. Nutanix Objectsの認定を最初に取得
  14. AHV Metroの認定を最初に取得
  15. Xi Clustersの認定を最初に取得

一覧だけでは具体的な内容をお伝えできませんので、特長的な機能について補足させて頂きます。
 

2.と11.ですが、 HYCUはエージェントを使用することなく、OS内のアプリケーションを自動的に検索し、アプリケーションに特有のバックアップを実行します。Nutanix環境の仮想マシンのみならず、物理Windowsマシンに対しても同様にエージェントレスのバックアップが可能です。
 

 
3.ですが、ESXiホストのNutanix環境において、他の製品でバックアップを実行するとVMスタンが発生するリスクがあります。
これはVMwareスナップショットを使用することに起因しますが、HYCUではNutanixの効率的なスナップショットを活用することで、このVMスタンを回避するバックアップが実現できます。

Nutanix社の日本語フォーラムで、より詳しく説明をさせて頂いています。

 

  
4.のNutanix Filesバックアップですが、NutanixのCFT API(変更ファイルトラッキング)に対応した最初の製品はHYCUです。現時点でもHYCU含め2社しか対応しておらず、HYCUを使用することで、高速で効率的なバックアップを実現できます。

Nutanix社の日本語フォーラムで、より詳しく説明をさせて頂いています。

 

 
5.と12.ですが、複数のNutanixクラスタ間でレプリケーションを実行する環境、特にNearSyncレプリケーションを実行する環境では、対応製品でない限り正しくバックアップを取得することができません。

こちらもNutanix社の日本語フォーラムで、より詳しく説明をさせて頂いています。

 

 
いかがでしょうか。なぜNutanixにはHYCUなのかご理解頂けたかと思います。
今回のブログは以上になります。
また、HYCUはフリートライアルをご提供しておりますので、是非お試しください。

 
どうもありがとうございました。