Cisco 担当者コラム
Cisco
Wireless 第13回 「Efficient AP Join機能のサポート」
今回はMobility Expressのバージョン8.8からサポートされたEfficient AP Joinという機能についてご紹介していきます。
このブログでは取り上げたことが無かったのですが、コントローラ専用機と比べてMobility Expressが不便な点の一つとしてソフトウェアのバージョンアップの手間がありました。
まずコントローラ専用機にはサポートするすべてのAP用のソフトウェアイメージが搭載されており、APが接続する際、バージョンが違えばコントローラ専用機からファームウェアをダウンロードし、バージョンを揃えた上で接続するという挙動になっていました。
対してMobility Expressの仮想コントローラでは、AP用のソフトウェアイメージを持っていませんので、上記のような動作が出来ません。しかしながら、仮想コントローラとAPのバージョンが合っていなければ管理をすることが出来ませんので代替手段として同じネットワーク上にTFTPサーバを置く必要がある、という作りになっていました。コントローラの代わりにTFTPサーバにソフトウェアイメージを置いておくイメージです。
図1. WLC-AP間でバージョンが一致しない場合のソフトウェアダウンロード
この記事はiDATEN(韋駄天)会員限定です。ログインしていただくと続きをお読みいただけます。
カタログDL等、iDATEN(韋駄天)ログインが必要なコンテンツがございます。
必要に応じて、ログインしてご利用ください。
iDATEN(韋駄天)のご利用に関してご不明点があるお客様は をお読みください。
Ciscoの記事
- Security 第90回「Cisco Secure AccessにおけるCatalystを用いたトンネルの構築」
- Collaboration 第160回 「Webex Calling 機能紹介 その8 ~ スケジュール・転送 ~」
- Meraki 第163回「Meraki Access Managerのライセンスについて」
- Meraki 第162回「認証サーバ無しで本格的な認証を実現!Meraki Access Managerのご紹介」
- Security 第89回「Cisco Secure Accessのライセンスについて」
- Collaboration 第159回 「Webex Calling 機能紹介 その7 ~ グループ保留~」