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Collaboration 第106回 「Active Userプランの更新数確認方法 その2 ~Control HubでのTrue Forward 確認方法 ~」

 

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

 

前回、Active User プランについてご紹介させていただきました。今回は、実際にエンドユーザ管理者(またはパートナー管理者)がControl Hubから更新数を確認する方法についてご紹介したいと思います。NUをご契約されている方(AU以外をご契約の方)も確認いただけますので、皆様ぜひ一度確認してみていただければと思います。もしかすると今の契約よりもAU移行した方がお安くなるかもしれません。最後までご覧ください。

 

 

Control HubからActive User(アクティブユーザ)プランの更新数を確認する方法

ControlHubからActiveUserプランの更新数(Active Host数)の確認方法は2つあります。どちらの方法でも算出される数量に違いはありませんが、手間とエビデンス取得可否(ファイル出力があるかどうか)で違います。

1.分析ページから確認する方法:ファイル出力はできないが簡単に確認できる

2.レポートから確認する方法:算出に手間がかかるがファイル出力して詳細を確認できる

 

算出方法を確認する前に、更新数にあたる期間についておさらいしておきたいと思います。

アクティブユーザ数を算出する期間は、契約年度の9か月目、10か月目、11カ月目となり、仮に契約更新日が2023年3月31日だとすると、3月31日を含み前30日間を12カ月目としてカウントします。つまり、11か月目は1/31~3/1、10か月目は1/1~1/30、9か月目は12/2~12/31となります。

 

なお、3カ月間の平均AU数小数点が発生する可能性がありますが、この場合の小数点は切り上げで計算をします。また最終的なTrue Forwardの見積/請求の確定は、11か月目終了時点ではなく、終了日から6日程度かかります。

 

今回は例として、2023年3月31日を契約更新日として、9か月目(12/2~12/31)、10か月目(1/1~1/30)、11カ月目(1/31~3/1)のActive Host数を算出していきたいと思います。

 

 

1.分析ページからActive Host数を確認する

まず、Control Hubにアクセスし、「分析」をクリックします。

 

次に、分析ページにて、「ミーティング」>「Participants」と進みます。こちらのページで表示される「固有の主催者の合計数」が、その月のActive Host数になります。

 

正式な更新数を把握する為には、3か月分のActive Host 数を確認し、その3つの平均を求めます。これにより求められた78”が、この環境における“平均アクティブユーザ数(更新数)”になります。

 

仮にこちらの環境で元々のアクティブユーザ数(契約数)を40で契約していた場合は、年度更新時に78-40=38ライセンス分が超過請求されることになります。

 

次にレポートによる算出方法を確認してみます。

 

2.レポートからActive Host数を確認する

ControlHubにアクセスいただき、「レポート」をクリックします。レポートページから、「レポートリスト」をクリックし、「レポートを生成」をクリックします。

 

レポート生成のページが表示されますので、こちらで「Meetings Active Host」を選択し、対象期間のレポートを生成します。レポート生成には最大24時間かかる場合がありますが、通常は10分程度でレポート生成が完了します。

 

レポートが生成されたことを確認し、アクションボタンから「レポートをダウンロード」をクリックします。

 

出力された3つ分のレポート(Excelファイル)を開き、それぞれのActive Host数をカウントします。その後の計算方法は「1.分析ページからActive Host数を確認すると同様です。

 

レポート出力の場合、誰(メールアドレス)がその月にどのくらい会議を開催したのかを詳細に確認することができます。また、いつ開催されたのかを確認されたい場合には、別レポートの「Meetings Usage Summary」から確認することも可能です。

 

 

以上がControl Hubにおけるアクティブユーザ数の確認方法となります。ご覧いただいた通り、アクティブユーザ数はメーカーに確認せずとも、Control Hub上で確認が可能です。またアクティブユーザ数はActive Userプラン契約でなくともご確認いただけますので、Active Userをご利用中のお客様はもちろんのこと、今後Active Userプランの導入を検討されているお客様も、一度、自社のActive Host数をご確認いただければと思います。

 

 

今回ご紹介した内容は、下記の参考資料も合わせてご確認いただければと思います。

・[Webexヘルプセンター] Control Hub FLEX True Forwardレポートエンタープライズ契約

https://help.webex.com/en-us/article/5qmtl1/(英文)

https://help.webex.com/ja-jp/article/5qmtl1/(日本語訳)

 

 

今回は以上となります。次回はCCW上でのアクティブユーザ数の確認方法についてご紹介したいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

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