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Collaboration 第68回 「新しいWebex Eventsのご紹介 その7~イベント終了後の操作:イベントレポートの取得方法~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社でシスココラボレーション製品の担当エンジニアをしております斎藤です。

前回まで、新Eventsの開催までの手順についてご紹介してきました。今回は、イベント終了後の操作としてレポート取得方法についてご紹介したいと思います。新Eventsではイベント終了後に計3種類のレポートを取得することができます。今回は新Eventsで取得できるレポートそれぞれの内容や用途、またそれぞれのレポート取得の手順についてご紹介します。最後まで是非ご覧ください。


新Eventsで取得できるレポートの種類

イベントの主催者は、イベント終了後にミーティングサイト(xxx.webex.com)の個人ページから以下の2種類のレポートをいつでも取得することができます。
・イベントのまとめレポート:開催したイベントを一覧でリスト化したレポート
取得できる情報:イベント名/イベントID/主催者名/主催者メールアドレス/開催モード/登録制/出席者数/欠席数/日時/開催時間

イベントのまとめレポートでは、自分が開催したイベントを一覧で表示することできます。イベントの開催日時や出席者数が確認できるので、集客数の分析や活動報告などでご活用いただけます。

・出席者履歴レポート:特定の出席者が参加したイベントを一覧でリスト化したレポート
取得できる情報:参加イベント名/招待・登録・出席有無/クライアントOS/開始終了時刻/参加退席時刻/総出席時間/イベントID/イベントキー/メールアドレス/IPアドレス
出席者履歴レポートは、対象のメールアドレスが参加したイベントを確認することができます。イベントまとめレポートと異なり、個人単位で参加のイベントを確認できますので、例えば、Eventsを使用して社内研修を行った際、後から個人の出席状況を確認することができます。他にも自身のアドレスを検索することで、セミナー参加の活動報告にもご活用いただけます。

取得手順はシンプルで、ミーティングサイト右上の「自分のレポート」からレポート取得ページを表示することができます。またレポートはExcelファイルにエクスポートすることができるので、後から情報を整理・分析することも可能です。
しかしながら、ミーティングサイトから取得できるレポートでは、あくまで個人のデータが確認できる内容となっている為、イベントに出席したユーザを一覧で確認したい、という場合に対応いただけません。そんな時に便利なレポートが、管理ポータルのControl Hubから取得できる「トラブルシューティングレポート」になります。

・トラブルシューティングレポート:組織が開催したミーティングやイベントの接続状況が確認できるレポート
取得できる情報:参加者情報/通話品質/接続状況/参加者毎の接続時間/ミーティングの詳細情報
トラブルシューティングレポートは、その名の通り、本来は通話・接続状況の確認目的に使われるレポートになりますが、こちらであれば、イベントに参加されたユーザを一覧で確認することができます。また、通話・接続状況(通信品質)の確認が可能ですので、例えば、イベント中に配信が止まってしまったというクレームがあった際に、その原因が主催者側にあったのか、それとも参加者の方にあったのかをすぐに判断することが可能です。

トラブルシューティングレポートの取得方法は、ブラウザからControl Hub(admin.webex.com)にアクセスし、トラブルシューティングページから対象のイベントを選択することで取得いただけます。こちらのレポートはEventsに限らず、Meetingsでも取得が可能です。
ただし、Control HubにアクセスができるのはWebexの管理者のみになりますので、レポートの取得には、管理者権限の付与、もしくは管理者の方へレポート取得を依頼する必要があります。主催者権限を持っていても管理者権限を持っていない場合には、トラブルシューティングレポートを取得することはできませんので、ご注意いただければと思います。

いかがでしたでしょうか。新Eventsは3種類のレポートが取得できるようになっています。レポートそれぞれに特徴がありますので、レポートが取得できる等の要件があった際は、本内容をご参照いただければと思います。

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。

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