Cisco 担当者コラム
Cisco・Collaboration
Collaboration 第57回 「Cisco Webex 挿して使えるWebカメラが登場!新製品 Webex Desk Camera ~専用アプリDesk Camera Appで出来ること~」
前回は、Desk Cameraの基本的な操作と専用アプリのご紹介させていただきました。今回は、Desk Cameraの専用アプリ「Desk Camera App」で出来ることをまとめてみたいと思います。最後までぜひご覧ください。
Desk Camera Appで出来ること(基本)
・解像度 10段階 [ 4096x2160 / 3840x2160 / 1920x1080(デフォルト) / 1280x720 / 864x480 / 640x360 / 512x288 / 448x240 / 320x180 / 256x144 ]
・フレームレート 3段階 [ 15fps / 30fps(デフォルト) / 60fps ]
・視野角 4段階 [ 65°/ 70°/ 75°/ 81°(デフォルト) ]
・輝度 [スライダー調整]
ちなみに解像度を変更しますと、見栄えがこのくらい変わってきます(下図)。Desk Camera Appでこれらの設定することで、不要なメディア通信をカメラ側で事前に抑制することができます。Webexでは帯域によって解像度は自動調整されますが、調整が上手くいかない際は、手動で設定ができるということです。逆に重要な会議や、大人数を移すような会議では高解像度に設定することで、細部までキレイに映すことが可能です。
誤って設定変更してしまった場合でも、「設定リセット」ボタンをクリックすることで、いつでもデフォルト設定に戻すことが可能です。また「ログ」ボタンをクリックすることで設定変更等のログ情報も取得することができます。
Desk Camera Appで出来ること(詳細)
・オートフォーカス [スライダー](デフォルト自動調整)
・自動ホワイトバランス [スライダー](デフォルト自動調整)
・コントラスト [スライダー]
・シャープネス [スライダー]
・自動ホワイトバランス [ 50Hz / 60Hz ](デフォルト自動調整)
デフォルトでは「フォーカス」「ホワイトバランス」「アンチフリッカー」が自動調整となっており、それぞれ自動調整をオフにすることで手動による設定が可能となっています。とはいえ、ここまで設定するのは相当な玄人かと思いますので、「コントラスト」「シャープネス」の設定変更した場合の見栄えの違いだけご紹介します。
最後の設定項目「アンチフリッカー」ですが、こちらは唯一手動で設定変更する可能性があります。以前にRoom Kit Miniで自動フリッカー調整が上手く動作しない、という事象が発生していましたので、Desk Cameraでも環境によっては同様の事象が発生することが予想されます。チラつきが発生した場合は、手動アンチフリッカーをオンにし、環境に合う周波数(50Hzまたは60Hz)に変更しましょう。
今回は以上です。Desk Cameraの紹介については、シスコ公式からyoutube動画も公開されておりますので、こちらもぜひご参考にしていただければと思います。
・4K Webカメラ 『Webex Desk Camera』 オススメポイントと使い方
https://www.youtube.com/watch?v=UvFmyj9c_z0
最後までご覧いただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願い致します。
カタログDL等、iDATEN(韋駄天)ログインが必要なコンテンツがございます。
必要に応じて、ログインしてご利用ください。
iDATEN(韋駄天)のご利用に関してご不明点があるお客様は
をお読みください。Ciscoの記事
- Collaboration 第142回 「超便利!Cisco Webex 会議端末設計ツール Workspace Designer のご紹介」
- Security 第77回「Cisco Secure Client Cloud Managementのご紹介」
- Meraki 第150回「Cisco Secure Connectから拠点のグローバルIPアドレスを使用してみた」
- Collaboration 第141回 「Cisco AI アシスタント(生成AIによる自動要約)を使ってみた その3 ~ 議事録ダウンロードについて ~」
- Security 第76回「Cisco Secure Endpoint 端末のネットワークから隔離について」
- Collaboration 第140回 「Cisco AI アシスタント(生成AIによる自動要約)を使ってみた その2 ~ Meetingsでの使い方 ~」