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Collaboration 第37回 「今更聞けないCisco Webex Teams その6~有償版のスペースの管理 アナウンスモード~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&サポート株式会社でCisco Collaborationの担当エンジニアをしております斎藤です。

前回はWebex Teamsのスペース管理機能であるモデレート機能についてご説明させていただきました。今回も引き続き、スペースの管理についてお話させていただきます。今回ご説明させていただきますのは、モデレート機能の応用編「アナウンスモード」についてです。

前回までの内容で、ある程度スペースを管理できる状態になりました。ただこれだけでは参加者は自由にメッセージングやミーティングを行うことができてしまいます。そんなときに便利な機能が、モデレート機能が有効な場合にのみ設定できる「アナウンスモード」です。次に「アナウンスモード」についてご説明させていただきます。

モデレート機能の神髄?「アナウンスモード」

スペースでやり取りをする際、あまりにもメンバーが増えすぎると円滑なコミュケーションは臨めません。そんなときにモデレート機能を有効にしておけば、参加者が不用意にユーザを追加することを制限することができます。

しかしながら、モデレート機能を有効にするだけでは、不用意なコンテンツ投稿やミーティング開始ができてしまいます。Webex Teamsの場合、会議開始を押してしまうとスペース参加者全員に通知が飛んでしまいます(これは電話がかかってくるようなものです)。そうなると電話をかけた側も、電話をかけられた側も混乱しますよね?

そんな時、モデレート機能を有効にしているスペースであれば「アナウンスモード」を有効にすることができます。「アナウンスモード」を有効にすることによって、モデレータ以外のメッセージングやミーティングの機能も制限することが可能です。これにより、特定のスペースを完全な情報発信だけのスペースとしての運用することが可能となります。

それでは早速、アナウンスモードを設定してみましょう。まずモデレータ機能を有効にしたスペースの「情報(インフォメーション)」ボタンをクリックし、「アナウンスモードをオンにする」をクリックします。

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