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Collaboration 第36回 「今更聞けないCisco Webex Teams その5~有償版のスペースの管理 モデレート機能~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&サポート株式会社でCisco Collaborationの担当エンジニアをしております斎藤です。

前回はWebex Teamsのスペースでのやり取りや管理の方法についてご説明させていただきました。今回も引き続き、スペースの管理についてお話させていただきます。


Webex Teamsの有償ライセンスについて
Webex Teamsのスペース機能について説明する前に、Webex Teamsの有償ライセンスについてざっくりとご説明させていただきます。

Webex Teamsは有償のライセンスをご購入いただきますと、ミーティングやメッセージングの機能だけでなく、スペースの管理機能もアップグレードします。有償ライセンスの型番ですが、「A-FLEX-NUCM-MC」になります。こちら本来Webex Meetingsを利用する為のライセンスですが、Webex Teams はWebex Meetingsのライセンスを購入することで機能がアップグレードします。つまり、Webex Teamsの有償版を利用している(できる)ユーザとは、そのままWebex Meetingsを利用している(できる)ユーザだとお考え下さい。実際はもう少し細かくライセンスの種類がありますが、今回は割愛させていただきます。

ライセンスについてはWebex選定ガイドにも記載されておりますのでぜひご確認ください。
さて今回メインでご説明させていただきたいWebex Teamsの機能は、有償版で利用できるスペースのモデレート機能です。このモデレート機能を利用することで、勝手にスペースへの招待やスペースからの退出等の操作を制限することや、メッセージングやミーティング機能を制限(アナウンスモード)することが可能となります。

スペースでやり取りをする際、あまりにもメンバーが増えすぎると円滑なコミュケーションは臨めません。そんなときにモデレート機能を有効にしておけば、参加者が不用意にユーザを追加することを制限することができます。

またセキュリティの観点から言えば、外部のユーザを参加者が勝手にスペースに招待できてしまうのは問題です。しかしながら、Control Hub上で制限をかけてしまうと組織全体にポリシーが適用されてしまう為、逆に円滑なコミュニケーションが取れなくなってしまいます。そんな時にモデレート機能を利用にすれば、特定のスペースに対して制限をかけることが可能となります。

では実際にモデレート機能を設定していきましょう。

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