Cisco 担当者コラム
Cisco・Collaboration
Collaboration 第27回 「Cisco Webex Control Hub とは? ~かなり凄い!? トラブルシューティングツール編~」
前回まで、Cisco Webexサービスの利用状況が可視化できる「分析」機能のご紹介をさせていただきました。Control Hubでは豊富な分析結果から利用状況の把握ができます。実は今回ご紹介する「トラブルシューティング」では、どの会議で何が起こっていたのか、をすぐに確認することができます。ある意味で利用状況の把握に通ずるところがあると思いますので、「分析」ツールとの違いも合わせてご紹介できればと思っています。
Webexのトラブルシューティングツール
まずWebexのトラブルシューティングについて、CiscoのパートナーページにWebex端末のトラブルシューティング資料がございます。
障害発生時の切り分け手順も含め接続要件について詳しく掲載されておりますので、ぜひご確認いただければと思います。https://www.cisco.com/c/dam/m/ja_jp/partners/documents/fy19/collaboration/collabnavi-videodevicetroubleshooting-cloudpart-v1-0.pdf
上記資料は基本的に準備段階でのトラブルシューティングになります。ではリアルタイムにトラブルシューティングしたい場合はどうすればいいでしょうか?
Webex Control Hubでは、Webexミーティングのトラブルシューティング機能が提供されています。例えば、管理者の方はこのトラブルシューティング機能を使うことで、障害が発生した場合にリアルタイムで事象の確認を行うことができます。
下記の画像がWebex Control Hubのトラブルシューティング画面になります。
こちらの画面から確認したいミーティングを検索します。検索条件では、ホストの電子メールアドレス、会議ID、ミーティングIDから検索することができます。試しに私のメールアドレスで検索をしてみましょう。
このように会議を1つ選択しますと、その会議の開催から終了までのトラフィックを時系列的に確認することができます!
それぞれの線や色で表示されることで、ユーザの通信状態が直感的に把握できるようになっています。信号品質の色分けは次の条件になっています。
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