デザインや動画の内製化を
AI活用&ハイパフォーマンスで支援
Precision 3591 Mobile/Precision 3280 Compact
デル・テクノロジーズ
動画やデザインの内製化を始めるに当たって、まず見直したいのが使用するデバイスだ。資料作成やWeb会議が中心のビジネスPCから、映像編集ソフトを高速に使えたり、高画質な映像や画像が格納されたファイルを余裕で保存できたりするPCに切り替えたい。そこで提案したいのが、デル・テクノロジーズが提供するワークステーションだ。AI機能をパワフルに活用できるモバイルワークステーション「Precision 3591 Mobile」から、多様な職場環境に設置できるコンパクトなデスクトップ型ワークステーション「Precision 3280 Compact」まで、さまざまな顧客に適した製品をラインアップしている。
AI機能を高速に活用可能
デル・テクノロジーズでは、高速なCPUとプロフェッショナル向けのグラフィックカードを搭載し、2D/3D CAD、BIM(Building Information Modeling)、レンダリング、動画編集、AI開発、CAEなどさまざまなワークロードに最適なワークステーションを複数ラインアップする。圧倒的なパフォーマンスを発揮する製品群の中から、本記事では二つを紹介しよう。まず一つ目は、15.6インチモバイルワークステーション「Precision 3591 Mobile」(以下、Precision 3591)だ。CPUには「第14世代 インテル Core Ultraプロセッサー」を搭載しており、高度な排熱設計によりプロセッサーの性能を最大限に引き出せる。
動画編集やデザイン制作のほか、BIMでの使用にも向いたワークステーションだ。
Precision 3591は、第14世代 インテル Core Ultraプロセッサーの採用で、CPU、GPU、NPUの3階層から成る新しいマルチプロセッシングのアーキテクチャを活用できる。これにより、高負荷なビジネスワークロードを優れたパフォーマンスと高い電力効率で処理が可能だ。第14世代 インテル Core Ultraプロセッサーに搭載された専用のNPUが、AIを活用するアプリケーションを高速かつスムーズに実行し、快適な作業を実現する。
実際にデル・テクノロジーズでは、アドビが提供する動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」ベータ版に搭載されたAIを活用した動画編集機能を用いて、性能比較の社内テストを実施した。その結果、第14世代 インテル Core Ultraプロセッサーを採用したデバイスは、「第13世代 インテル Core i7-1370P プロセッサー」を採用したデバイスと比較して、処理が132%高速化したという。
設置場所を問わないコンパクトさ
二つ目は、デスクトップ型のコンパクトワークステーション「Precision 3280 Compact」(以下、Precision 3280)だ。CPUには「第14世代 インテル Core プロセッサー」を採用している。わずか2.9Lのシャーシサイズで、設置場所が限られた職場環境向けにデザインされている。コンパクトながらもハイパフォーマンスな省スペース型のワークステーションだ。
Precision 3280は、グラフィックカードに「NVIDIA RTX 4000 SFF Ada」世代を搭載可能なTensor コア GPUをサポートしている。最大8TBの内蔵ストレージを搭載できるため、高画質な動画や画像を多く使ったサイズの大きいデザインファイルも、ローカルで保存可能だ。
CPUは最大で第14世代 インテル Core i9 プロセッサーを採用でき、メモリーは最大で64GBのDDR5メモリーを搭載可能だ。レンダリングとデータセットの読み込みを高速化し、ユーザーのクリエイティブな作業をパワフルに支えてくれる。
AIをスムーズに活用できるPrecision 3591や、多様な職場環境にフィットするPrecision 3280は、さまざまな現場におけるデザイン・動画制作の内製化を推進する。顧客に合ったワークステーションを提案し、クリエイティブ作業の内製化を強力に支援しよう。