VMware 担当者コラム
VMware
VCPP のご紹介
VCPPレンタルライセンスを知ろう!
皆様こんにちは。
VMware担当の河野です。
2018年4月12日よりダイワボウ情報システムでも、VCPPの取り扱いを開始致しましたので、今回はVCPPレンタルライセンスについて紹介させていただきます。
■VMware Cloud Provider Program(VCPP)とは
VCPPとはパートナー様のデータセンターに構築された仮想化環境を、エンドユーザー様に対して仮想マシン単位で貸し出しができる「レンタルライセンス」と、VMwareのデータセンターに構築されたサービスを、パートナー様独自のクラウドサービスとして販売できる「Managed Solution Provider(MSP)」からなるプログラムです。
そのVCPPの中に含まれる「レンタルライセンス」について、概要を紹介していきたいと思います。
■パートナーについて
レンタルライセンスを取り扱うにはサービスプロバイダという、ソリューションプロバイダとは別のパートナー登録が必要です。ちなみに、ソリューションプロバイダとは、VMware製品の販売に必要なパートナー契約のことです。
サービスプロバイダには以下のパートナーレベルが存在します。
■レンタルライセンスについて
レンタルライセンスは、サービスプロバイダ様が保有しているサーバに月単位でレンタルするライセンスを用いて、エンドユーザー様へクラウドサービスとして提供する仕組みです。
■レンタルライセンスの種類
レンタルライセンスは、複数の製品がセットになっています。
利用したいライセンスを確認して各セットから任意の1つを選択します。
また、各セットごとに使用量当たりのポイント数が決まっています。
■契約ポイントプラン
レンタルライセンスでは、利用ポイントに応じて料金をお支払いいただきます。
まず、月々固定料金としてお支払いいただく、「契約ポイント」とそれを「超過した分のポイント」に応じた料金が毎月請求されます。
月々のご利用ポイント数が契約ポイント数を下回った場合でも、契約ポイント数分のご利用料金をお支払いいただく必要があります。
説明だけでは分かりにくいと思いますので、例題を紹介させていただきます。
例1 「契約ポイント」が1800ポイントのケースで、月のご利用ポイントが、契約ポイントを下回った場合
「契約ポイント」が1800ポイントで、その月の「利用ポイント」が1600ポイントであれば、200ポイントの余りがありますが、「お支払い対象のポイント数」は「契約ポイント」の1800ポイント分となります。
例2 「契約ポイント」が1800ポイントのケースで、月のご利用ポイントが、契約ポイントを上回った場合
その月の利用ポイントが2000ポイントだった場合、支払いいただく料金は、契約ポイント+超過ポイント分となります。
超過ポイント分の計算については下記の通りとなります。
2000ポイント(利用ポイント)ー1800ポイント(契約ポイント)=200ポイント(超過ポイント)
■利用ポイントの計算方法は?
利用ポイントは、vRAMと呼ばれる単位で計算されます。
vRAMとは、仮想マシンの予約メモリ量のことです。
予約メモリを設定していない仮想マシンについては、割り当てメモリの50%をvRAMとして計算します。
いかがでしたでしょうか。
本コラムにてVCPPレンタルライセンスを利用することで、自社のサービスとして仮想マシンの貸し出しなどが行えます。
詳しい制度や料金につきましては、DIS営業担当までお問い合わせください!
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