Cisco 担当者コラム
Cisco・Designedラボ
Designedラボ 第27回 「Catalyst 9200Lの機能検証2 EtherChannel編 Part2」
前々回は、Network Essentialsの9200シリーズスイッチを2台使ってEtherChannelを組みましたが、先輩から9200のEtherChannelのロードバランシングアルゴリズムについて聞かれ、今回はその謎を解くべく、実機を触りながら調べてみました。
まずは、EtherChannelの負荷分散についてですが、EtherChannelは、複数の物理ポートを論理リンクとして1本に束ねる技術でしたが、ロードバランシングは、定義された条件(アルゴリズム)に基づいて、その論理リンク内のそれぞれの物理ポート別に通信を流し分ける技術であるということが分かりました。
また、ロードバランシングのアルゴリズムは、EtherChannelの設定が出来ていれば、デフォルトで設定されているという事なので、9200ではどのようなアルゴリズムが設定されているのかという点についてまずは、確認していきたいと思います。
因みに前々回のEtherChannel設定後の構成は以下となりますので、こちらの環境を使って確認していきます。
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