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Collaboration 第55回 「Cisco Webex 挿して使えるWebカメラが登場!新製品 Webex Desk Camera ~ 概要&箱開け~」

こんにちは。ディーアイエスサービス&サポート株式会社でCisco Collaborationの担当エンジニアをしております斎藤です。

今回は、Cisco Webexの新製品Webex Desk Cameraについてご紹介したいと思います。Desk Cameraは個人PCに接続して使用するWebカメラ・マイクです。これまでRoom USBのような会議スペース向けの製品はありましたが、個人向けの製品はありませんでしたので、Desk Cameraの登場により、提案の幅が大きく広がるのではないでしょうか?今回は、そんなDesk Cameraの概要紹介と箱開けまでをご紹介させていただきます。最後までぜひご覧ください。


Webex Desk Camera とは

Webex Desk Cameraは、Cisco Webex待望の個人向けWebカメラ端末です。テレワーク拡大に伴い個人PCを利用したWeb会議をする機会が非常に増えている中、オフィスの個人スペースや在宅環境での会議品質を向上させる為の必須アイテムとなりつつあるWebカメラ。そんな市場に満を持して登場するのが、Cisco WebexのWebカメラ端末である「Desk Camera」です。
これまでのCisco Webexでは、Webexデバイス(ビデオ会議端末) “自身”が会議に参加することにより、会議品質の担保を実現してきました。しかしながら、Webexデバイスはどちらかといえば会議スペース向けの製品であり、個人スペースや在宅環境での使用には、使い勝手や価格面で導入ハードルの高い製品だったかと思います。そういった意味では、新発売の「Desk Camera」は、ビデオ会議端末会議ではなく(コーデックを内蔵していないので端末自身から会議に参加しない)、PCの周辺機器として使用するWebカメラ端末となっており、コンパクトで低コストの為、個人向けスペースや在宅環境での使用に最適な製品になっています。提案においては、Webexライセンス+Desk Cameraといった新しいテレワークパッケージとして販売しやすい製品になっているのではないでしょうか。
気になる中身ですが、Desk CameraはWebカメラ+マイク内蔵の端末となっており、PCユーザが簡単に相手に高品質な映像と音声を届けられる仕様となっています。Control Hubでのデバイス管理、と記載させていただいていますが、これまでのWebexデバイスと異なり、Control Hubへの登録を必要としない為、追加のライセンスは全く不要です!まさに買って挿せばすぐに使えるのがDesk Cameraの特長です。
※スピーカーは付いておりませんのでご注意ください。

コンパクトWebカメラでありながら、4K UHDのカメラを搭載しているので、映像は常にクリアになります。4Kと聞いて、そこまでの品質が必要なのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、単に会議をするだけであれば、そこまでの品質は必要ないかもしれません。しかし、昨今増えてきているオンライン商談のような重要な会議ではどうでしょうか。オンラインの商談では、映像や音声の品質が受注・成約率に関わる重要な要素になります。そんな時、Desk Cameraをご使用いただければ、PC内蔵のカメラでは実現できないクリアな映像を届けられるので相手に好印象を与えることができます。具体的には、このくらい変わります。

いかがでしょうか?だいぶ印象が違ってくるではないかと思います。Desk Cameraは高解像度で映像を捉えられるのはもちろんですが、明るさの自動調節もしてくれる為、人物をくっきりと映し出すことが可能です。またカメラの設置位置や角度の調整も自由自在な為、PC画面の角度に寄らず最適なカメラ角度に調整も可能になっています。そして、この解像度や明るさ等の設定項目も、ユーザ側で調整が可能となっており、私の映像はデフォルト設定ですが、例えばもう少し明るくしたいという場合も、専用アプリケーションで簡単に設定・調整が可能になっています。

ここまで、Desk Cameraの概要説明をきました。他にもご紹介したいDesk Cameraの凄いポイントはたくさんあるのですが、一旦説明はこの辺りにして、次に、箱開けから実機の確認をしていきたいと思います。


Desk Camera の箱開けてみた

それでは実際にDesk Cameraの箱の中身を確認していきたいと思います。下記が実際の箱になります。とりあえず、私が普段使用しているiPhone 11を隣に置いてみました。箱からすでに小さいですね。
肝心の箱の中身は、非常にシンプルで、Desk Camera本体とUSBケーブルが2本の構成となっています。給電はUSBケーブルから行われますので、別途ACアダプター等も必要ありません。
・Desk Camera 本体
・USBケーブル(Type-C to Type-C)
・USBケーブル(Type-A to Type-C)

Desk Camera本体は、もちろんコンパクトで、設置クリップと本体が一体型となっています。
早速PCに設置してみましょう。設置と言っても、クリップで留めるだけ(ディスプレイに引っ掛けるイメージ)なので、非常に簡単に設置いただけます。
PCとの接続には付属のUSBケーブルを使用します。Desk Camera本体の後ろにUSB(Type-C)の口がありますので、こちらにUSBケーブルを挿します。他にインターフェイスは無い為、接続に手間取ることもありません。USBケーブルのもう一方は、PCに接続します。PC側はType-C、Type-Aに対応していますので、ほとんどのPCで接続・利用いただけるかと思います。
接続しますと、自動的にPCにドライバがインストールされます。
特に他にセットアップ作業は必要ありませんが、他デバイス設定からDesk CameraがOSに認識されていることを確認しておきましょう。
またDesk Cameraにはフィジカルシャッターが付いていますので、利用前にシャッターはオープンにしておきましょう。
利用手順はこれだけです!まさに挿せばすぐに使える端末ですね。Webex Meetingsでは、このように「ビデオの設定」からDesk Cameraの映像へ簡単に切り替えが行えます。
今回の検証ではヘッドセットを使用しておりますが、マイク(入力)はDesk Camera、スピーカー(出力)はヘッドセット、というような使い分けをしております。音声につきましても、柔軟に切り替えが可能ですが、基本的にWebexではOSに認識されている周辺機器がデフォルトセットになりますので、特に切り替え設定はしていただかなくても利用は可能です。


今回は以上となります。今回実際に使ってみて、品質が良いのに非常に使い易い!という印象でした。WebexライセンスにDesk Cameraを加えた新しい提案が今後増える予感がします!Desk Cameraについては、データシートがすでに公開されておりますので、もう間もなく提供開始になるかと思います。
・Cisco Webex Desk Camera Data Sheet(Updated:February 22, 2021)
https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/collaboration/datasheet-c78-744525.html

紹介資料につきまして、メーカーからyoutube動画も公開されておりますので、こちらもぜひご参考にしていただければと思います。
・4K Webカメラ 『Webex Desk Camera』 オススメポイントと使い方
https://www.youtube.com/watch?v=UvFmyj9c_z0

次回は、今回に引き続きDesk Cameraの専用アプリケーションやControl Hub管理についてご紹介ができればと思っています。引き続きよろしくお願い致します。

最後までご覧いただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願い致します。

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