Collaboration

Collaboration 第43回 「Cisco Webex 契約時に必要なプロビジョニング作業とは?」

こんにちは。ディーアイエスサービス&サポート株式会社でCisco Collaborationの担当エンジニアをしております斎藤です。

最近、Webexの普及に伴いプロビジョニングに関する問い合わせを多くいただいております。そこで今回は、Cisco Webexの契約時に必要となる「プロビジョニング」についてご紹介したいと思います。最後まで是非ご覧ください。

Cisco Webex プロビジョニングとは?
プロビジョニングとは、エンドユーザ様が購入されたWebexライセンスを販売パートナー様が有効化し、サービスの利用を可能にさせる為の作業のことをいいます。ですので、Webexライセンスを購入した際は必ずプロビジョニングが発生します。逆にいえば、ライセンス以外(Room Kit等のWebexビデオ会議端末のみ)を購入された場合にはプロビジョニングは発生しません。
とはいえ、基本的にはWebexビデオ会議端末を購入する際には「デバイス登録ライセンス」も一緒に購入されることがほとんどですので、Cisco Webexの製品を購入した際は、ほぼほぼプロビジョニングが発生すると考えていただいた方が良いかと思います。

では「Webexライセンスを有効化する」「サービスの利用を可能にさせる」とは具体的にどのような作業なのでしょうか?

Webexはクラウドサービスになりますので、ライセンスがユーザや端末に直接紐づくわけではありません。ライセンスはまず、管理ポータルであるControl Hubに紐づき、Control Hubからライセンスの割り当てや端末のアクティベーションを行います。つまり、ライセンスを紐づける前に、Control Hubを用意しておく必要があるのです。
何事もセットアップが完了しないとサービスが利用開始できませんので、プロビジョニングは必ず実施しなければいけません。プロビジョニングの流れとしては、まずプロビジョニング担当者宛てにシスコから「プロビジョニング開始メール」が送られてきます。そこからプロビジョニングを実施・完了することで、サービスが利用開始となります。
ここでご注意いただきたいことは、プロビジョニングは基本的に販売パートナー様で実施する必要がある、ということです。発注したらエンドユーザ様がすぐサービスを利用できる、エンドユーザ様がプロビジョニングを行う*、というわけではありませんのでご注意いただければと思います。
*エンドユーザ様がプロビジョニングを実施することも可能ですが、トラブル防止の為、シスコでは販売パートナー様がプロビジョニングを行うことを推奨としています。

では次から、実際のプロビジョニングの画面を見ていきましょう。主にControl Hubのシンプルなセットアップ(組織情報の入力)となりますので、作業内容としては難しくありません。

ただし、実際のプロビジョニングの画面は、プロビジョニング作業をされる方のステータスによって変わってきます。今回は、販売パートナー様、エンドユーザ様ともに新規契約の場合を例としてプロビジョニングの流れをご紹介させていただきます。

この記事はiDATEN(韋駄天)会員限定です。ログインしていただくと続きをお読みいただけます。

カタログDL等、iDATEN(韋駄天)ログインが必要なコンテンツがございます。
必要に応じて、ログインしてご利用ください。
iDATEN(韋駄天)のご利用に関してご不明点があるお客様は こちら をお読みください。

Ciscoの記事