Collaboration

Collaboration 第30回 「Cisco Webex Shareどんなもの?ライセンスは必要?」


こんにちは。ディーアイエスサービス&サポート株式会社でCisco Collaborationの担当エンジニアをしております斎藤です。


Cisco Webex Shareというワイヤレス資料共有を実現する端末が今年発売されました。いわばカメラ無/マイク無/スピーカー無のRoomKitなのですが、無線による画面共有だけしたいという方には安価で便利な端末だと思います。そもそもプロキシミティがそこまで浸透していなかったので、発売当初はほとんど問い合わせなかったのですが、最近ちょくちょく問い合わせをいただきます。そこで今回は、Cisco Webex Shareの紹介と利用時の注意事項を簡単にご紹介させていただきたいと思います。

Cisco Webex Share ってどんなもの?
Webex Shareはプロキシティ(超音波)を使った画面共有を行うための端末です。プロキシミティについては、第18話、第19話でご紹介しておりますので、そちらをご参照ください。要するにHDMIでモニタの裏にでもぶら下げておけば、それだけでWebex Teamsを使ったワイヤレス画面共有が可能なるという端末になります。

端末の仕様を見てみますと、インターフェイスは、USB-Cの入力とHDMIの出力のみ、という非常にシンプルなデザインとなっています。

Webex Shareのデザインを見ていただくと分かるのですが、電池で動いているわけではないので、もちろん給電が必要です。USB-Cポートから給電することになり、その接続方法は以下の3パターンになります。

1.ネットワーク(無線)+電源アダプタ


2.ネットワーク(有線)+イーサネット電源アダプタ
3.ネットワーク(有線)+PoE電源アダプタ
※3パターン書かせていただきましたが、現状日本用の電源アダプタ、イーサネット電源アダプタの提供はありませんので、パターン3での利用となります。

ワイヤレスと聞いてからこの接続パターンを見ると、え、結局LANケーブルとかいるのかよ、って思われる方もいるかもしれませんが、あくまでPCからのコンテンツ共有は無線になりますのでご勘弁ください。

ここまでの内容はWebex Shareクイックリファレンスガイドにも紹介されておりますので、そちらもご確認いただければと思います。

続きまして初期セットアップを踏まえて、ライセンスはいるのか?という疑問に触れていきたいと思います。


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