VMware 担当者コラム
VMware・データセンター仮想化
vSphere新たな買い方(Term、vSphere+)のご紹介
こんにちは、VMware担当の千葉です。
今回は、vSphereのライセンスについて新たな買い方をご紹介させていただきます。
これまでvSphereは永続ライセンス(Perpetual)+SnS(Support and Subscription)の組合せで導入いただいておりましたが、昨年こちらのコラムでも紹介させていただいたvSphere+が登場したことで、vSphere Enterprise Plus相当の製品はサブスクリプション形式で導入いただけるようになりました。
このサブスクリプション形式のライセンス提供範囲が拡大し、Standardでも導入できるようになった他vSphere+では必須となっていたクラウド(インターネット)接続が不要なオンプレミス型(Term)ライセンスも登場しております。
まとめると以下の通りとなります。全てのライセンスタイプでエディションはStandardもしくはEnterprise Plusを選択することができます。
新たに登場したvSphereのサブスクリプションライセンスの概要は以下の通りです。
・コア単位でのライセンスカウント(最小16コア)
・Term(オンプレミス型)とSubscription(クラウド接続型)の2形態から選択
・vCenter Server Standardの使用権が含まれている
・PerpetualとTermは条件付きで同環境内でのライセンス混在可
詳細については韋駄天のvSphere製品情報ページにまとめておりますのでそちらをご覧ください。
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/in/mss/vmware/vsphere.html#link_02
各ライセンスの機能比較についてはVMware社の以下の資料にまとめられています。
https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/ja/pdf/docs/vmw-datasheet-vsphere-product-line-comparison.pdf
vCenterの使用権が含まれるのは大きなメリットになりますが、こちらのライセンスを適用したvCenterで永続ライセンスを適用したホストの管理は行うことができませんので、混在環境となる場合は注意が必要となります。
いかがだったでしょうか。
インターネットへの接続が不要で従来の永続ライセンスに近いTermライセンスでの検討が多くなってくるかと思われますが、Term・Subscriptionいずれの場合でもハードウェアの構成(CPUのコア数)によっては従来の永続ライセンス+SnSより安価に導入できる可能性がございます。
vSphereの提案機会がございましたら、是非サブスクリプションライセンスのご提案を検討の上DISの担当営業までご相談をお願いいたします。
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