DX仮想クラウド基盤:
テナント内でのストレージリソース

皆さま、こんにちは。
VMware担当の田畑です。

本コラムでは、弊社オリジナルサービスである『DX仮想クラウド基盤』をより知っていただくための情報発信第3弾になります。
今回は、テナントに割り当てられたストレージリソースについてご紹介いたします。

第1弾、第2弾の記事は、下記からご覧いただけます。
第1弾:『DX仮想クラウド基盤』 概要及びアーキテクチャ
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/vmware/column130.html

第2弾:『DX仮想クラウド基盤』 テナント内でのコンピュートリソースの消費の仕方
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/secolumn/vmware/column131.html

本コラムのアジェンダ
■ ストレージリソースの確認

-コンピュートリソースとの違い
-メモリのスワップ領域について
■ ストレージの仕組み
■ ストレージの容量変更

※本コラム内の画面キャプチャは、最新バージョンとUIが異なる場合がございます。

■ ストレージリソースの確認

第2弾で紹介したコンピュートリソース同様に、
テナントのトップ画面にて割り当てられたリソースと現在使用中のリソースを確認することができます。

コンピュートリソースとの違い

コンピュートリソースの場合、パワーオン状態の仮想マシンのリソースが使用中となりますが、
ストレージは“仮想マシンを作成した段階”で使用中になります。

例えば2台の仮想マシンを作成し、1台をパワーオン、1台をパワーオフとした場合、
コンピュートリソースはパワーオンしている仮想マシンしか使用中になりませんが、ストレージは仮想マシン2台分の容量が使用中となります。

また、2台の仮想マシンをパワーオンにした場合は、コンピュートリソース、ストレージ共に2台分が使用中になります。

メモリのスワップ領域について

DX仮想クラウド基盤では、仮想マシンに割り当てたメモリと同じ容量をスワップ領域としてストレージから消費します。
例えば、メモリ8GB、ディスク100GBの仮想マシンを作成すると、ストレージは108GBが使用中となります。

■ ストレージの仕組み

仮想マシンのデータ保護の仕組みはVMware Cloud on AWS(以下VMC on AWS)の仕様によって決められます。
DX仮想クラウド基盤では、デフォルトでFTT=1のイレージャーコーディングを用いてデータが保護され、
VMC on AWSのホスト数によって保護レベルが変わります。
※今後、仕様が更新される可能性もございます。

■ ストレージの容量変更

仮想マシンの詳細画面より、「ハードディスク」の項目から変更が可能です。
注意点として、ディスクサイズを増やすことは可能ですが、減らすことはできません。

今回のコラムは以上になります。
次回はテナント内でのネットワークについてご紹介させていただきます。

DX仮想クラウド基盤の特設サイトも併せてご確認ください。
https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/tss/dx-cloud/index.html

VMwareの記事




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