Horizon のTermライセンスとSubscriptionライセンスの違い

皆様こんにちは！VMware担当の西澤です。

Horizon Termライセンスに引き続き、2021/11/4よりHorizon AppsのTermライセンスがリリースされました。そもそも、TermライセンスとSubscriptionライセンスの違いとはなんでしょうか？
今回のコラムでは、HorizonのTermライセンスとSubscriptionライセンスの違いを紹介していきます！

＜Horizon Termライセンス＞
Horizon Termライセンスは期間限定ライセンスとProduction SnS(保守)がセットになった期間型のライセンスです。契約期間は1年～最長5年となっております。契約した期間の終了時までに更新を行わないと、ライセンス違反となるため、システムの利用ができなくなります。
Horizon Perpetualライセンス（永続ライセンス）と同様にライセンスキーが提供され、オンプレミス専用のライセンスとなっております。また、Horizon Perpetualライセンス（永続ライセンス）と同様のエディションで提供されております。

＜Horizon Subscriptionライセンス＞
Horizon Subscriptionライセンスは、名前の通りサブスクリプションでの提供ライセンスです。Horizon Standard Subscription、Horizon Universal Subscriptionが該当します。
Production SnS(保守)が付随しており、最長5年まで契約可能となっております。
Horizon Subscriptionライセンスには、Horizonのライセンスキーは提供されておらず、クラウドでライセンス管理されているため、インターネットへの接続が必須となります。

Horizon Standard Subscriptionは、オンプレミス環境かクラウド環境いずれか一つの環境で使用可能なライセンスです。
一方、Universal Subscription は、オンプレミス環境でもクラウド環境でも使用可能なライセンスなので、マルチクラウドもしくはハイブリッドクラウドで利用することができます。複数のクラウド上で展開する場合はこのUniversal Subscriptionを選ぶ必要があります。

また、Horizon Subscriptionライセンスは、通常の購入単位数とは考え方が異なります。1契約に対し1式のみ購入必須であるCoreライセンス(Standard Subscription Core 10ユーザー、Universal Core 50ユーザー)と、Coreライセンスのユーザーを超えた分を10ユーザー単位のAdd-onライセンスで追加購入していただく必要がございます。

＜機能比較表＞
Horizon TermとHorizon Subscription（Standard Subscription / Universal Subscription）の機能比較表は下記となります。

お客様の環境や必要機能によって、ライセンスをご選定いただければと思います！

今回は以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました！